752年の今日、東大寺の大仏開眼供養が行われたみたいだよ。

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ふむふむ。
確かに大仏の日も大切じゃろう。
しかし、昨日は何の日だった?
タイヤの日だったよね?

ちっが~う!!
それを言うなら灌仏会じゃろう!
花まつりじゃろう!
お釈迦様のお誕生日じゃろう!
お釈迦様あっての大仏様じゃろう!

ぜいぜい…。
敬虔な仏教徒でもないのに、熱くなってしまった…。

長男が0歳児の頃に通っていた保育園が、お寺の敷地内にある物だったので、長男初めての保育園行事が「花まつり」でした。
と言っても、生後2か月の長男がその日何をしたということもなく、その後に通う保育園ではそのような行事は一切なかったので、結局「花まつり」に関する思い出は特にありませんが。

それでも生後1ヶ月半で、通う保育園に提出するための診断書をもらうために病院へ行った時。
「保育園に提出する診断書だね?そうか…こんなに小さいのに…」
とお医者さんに言われた時に感じた小さな罪悪感は、忘れられません。
こんなに小さい子どもを預けて働くことに対する罪悪感。

だからこそ、お医者さんがその後に続けた言葉にどれだけ救われたか。
「こんなに小さいのに…もうお友達を作りに行くんだね。よかったね」

「花まつり」になると、いつも思い出すこの一言。
偏見は、私の中にあった。
それを思い出させ、そんな私を救ってくれた一言を、「花まつり」になると思いだします。

…って、昨日書けばよかったね。
えへ。


本日の読書:沈黙法廷 佐々木譲

沈黙法廷沈黙法廷
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Amazonより
『東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。』

読みごたえありました。

前半は殺人事件の捜査。
後半はそれの裁判。

限りなくあやしい容疑者がいても、確実な物証がなければ普通は起訴されない。
状況証拠をいくら積み重ねても、決定的な証拠がなければ公判を維持できないからだ。

しかしこの事件の場合、別な事件を追っていた埼玉県警と赤羽署の捜査陣が、同じ人物の家の前で鉢合わせしたことから、様相が変わってきた。
自分たちの持つ状況証拠だけでは公判を維持できなくても、上手くいけば合わせ技で容疑を確定することができるかもしれない。
起訴をあきらめた埼玉地検と、見切り起訴をした東京地検。

この段階では読者である私も、警察の捜査に対する疑問はあるものの、容疑者の行動にも疑惑を感じざるを得なかった。

国選弁護士に対しても、心を開いてすべてを話すわけではない容疑者。
一体何を隠しているのか。

地味な見た目と、地味な生活。
孤独な老人を騙してお金を奪い取るような人物には見えない。そんな生活もしていない。
だけど彼女の周囲で、何人かの老人の不審死が発生しているのも事実。

少しずつ弁護士に対して心を開いていく容疑者。
極めて不利だと思われた公判で、事実を淡々と認めることによって裁判員の心証がよくなってきたと思われた時、突然彼女は証言を拒否し始める。
強盗殺人で起訴されている彼女は、有罪になってしまうと無期懲役か死刑しかない。
そのような状況で、一体なぜ彼女は自分の無罪を証明する証言をやめてしまったのか。

正直言って、そんなことのために証言することができなくなったのか?と思う気持ちもある。
しかし、自分の人生の中で何を大切に思うのか、何を守りたいと思うのかは人それぞれ。
世間的な幸せと縁のない境遇で育ってきた彼女だからこそ、それがとても大切なことだったのだろう。

料理が苦手という彼女が、2口のガスコンロにとてもこだわりを持っていたのが印象的だった。
多分それは、彼女にとって幸せな家庭の象徴だったのだろう。


ペタしてね
BGMはYUI『Namidairo』でした。