鉄道好きというわけではありませんが、買っちゃいました『鉄道THEラストラン』。
もちろん創刊号が北斗星だったから。
中身はいずれ暇を見て。←買うと安心するタイプ
トワイライトが発売になったら、また買おう。

昭和57年11月時点の鉄道路線図。
今はない路線がたくさん載ってて感無量。
これより少し後にばたばた廃線されちゃうんだよね。
就職して旅費を担当したとき、先輩のおじ様たちがいつもその話。
「○○線の××駅の☆★弁当が旨かったんだよ」とか。

北斗星は、以前関東に住んでいた時、子連れ帰省でよく利用しました。
飛行機だと乗り換えは多いし、待ち時間は長いし、座席は狭くて身動き取れないし、子どもの分の料金は高いし…。
北斗星だと上野から札幌までの16時間、晩ご飯食べて、ちょっと列車内を探検して(ロビー車もあったし)、ベッドに横にならせたら列車の振動で子どもはすぐ寝るし、起きたらもう北海道だし、いいことばかりだったので。
ただ1回だけ、とんでもない事件はありました。
長男4歳、娘1歳、次男0歳の時のこと。
10さんにチケットを買ってもらい、そのままずっと管理してもらっていたのです。
7時半上野発で、翌朝11時に札幌に着く列車。
当日駅のホームで違和感。
始発なので20分くらい前にはホームに入っているはずの列車が、電光表示板にさえ出てこない。
ちょっとおかしくない?と10さんに言って、チケットを確認してもらうと7時半ではなく、17時半発。2時間も前に出ちゃってるよ!
あわてて駅員さんに確認したら「出ちゃった列車の切符は、紙くずと同じだね」とつれない回答。そりゃあそうだけどさ。
実家に、今回は帰れないって電話しようと思ったところ、10さんが「そうだ!」と再び駅員さんのところへ。
意気揚々と戻ってきた10さん。
「これから新幹線で北斗星を追いかける!」
「時間がないから走れ!」娘とボストンバッグを小脇に抱えて走る10さん。追いかける長男。次男をおぶったままボストンバッグを以てよろよろ追いかける私。
発車しそうになったらドアに挟まって待ってて!←よい子はやってはいけません
滑り込みセーフ。発車する新幹線。
指定券を買うために娘とバッグを私に渡し、車掌さんを探す10さん。
空いてる座席に長男を座らせてもらい、その膝に娘を乗せる。
走っているときに私の背中でぎゃんぎゃん泣いていた次男が、ゆすっても何しても反応がない。
不安に思って長男の方に次男を突出し、息してる?って聞いたら「わかんない」と返ってきて、衝撃が走る。
隣の席の女性が「大丈夫。ぐっすり寝ていますよ」と言ってくれてほっとする。
「お母さん、トイレ行きたい」と長男。
え?このタイミングで?ひとりで行ける?
「行けない」
ですよね。お父さん来るまで待てない?
「待てない」
ですよね。
娘を抱きかかえ、長男をトイレに連れて行く。
その後無事10さんが指定券をゲットし、戻ってくる。
先回りして仙台で北斗星を待つ。
乗ったらぐったりで、せっかくのA寝台を楽しむ間もなく爆睡。
翌朝電車内の電話で自宅に「よんどころない事情で、予定より2時間早く着きます」と連絡。
「いやあ、あのときは焦ったね。でも俺、西村京太郎を読んでてよかった。すぐに、新幹線で追いつけると気がついたもんね。あれはいい思い出だよね」
とことんポジティブな人だな。
本日の読書:汗血公路 アルスラーン戦記4 田中芳樹
カバー折り返しより
『パルス暦321年4月。激に応じ各地の諸侯や領主たちは兵を集めてパルスの王太子アルスラーンの拠るペシャワール城塞に集結。出陣を待った。
5月10日。アルスラーンは大陸航路を西へ、王都エクバターナ奪還を目ざして進発した。パルスの神々をうやまうパルス王国と、イアルダボート神をたたえるルシタニア王国の本格的な戦いが開始され、生者、死者、半死者が馬上と地上でもつれあい、大陸公路は人馬の汗血で塗りこめられた……。
新キャラ登場。いよいよ佳境。
書下し、ヒロイック・スペクタクル・ロマン、第4弾!!』
週刊少年ジャンプのような引きの強さ。
エクバターナ奪還を目ざしてペシャワール城塞を出発したアルスラーンの軍勢。
ナルサスの知略により、待ち受けるルシタニア軍を倒しながら進んでいたら、「草原の覇者」とよばれるトゥラーン王国がペシャワール城塞をめがけて進んでくる。
聞いてないぞ、トゥラーン王国なんて。
攻めてくる気があるなら、なんでもっと弱っているときに襲ってこない?
なぜ今になってやってくる?
と、初めて読んだときは続きが気になってしょうがなかったと思う。
20年ぶりとはいえ一応再読だし、続きもすぐ手元にあるので安心して本を閉じることができたけど。
“「解放王アルスラーン」という名を、最初に口にしたのはギーヴである。”
王にはなるんだよね?
何を解放したかなの?
毎日面白く読んでいますが、どうも純粋に楽しめているとは言えないような…。
どう考えても石橋たたきすぎだぞ、自分。

BGMはHey!Say!JUMP『White Love』でした。
昨日の「FINAL CUT」絶対髙木くん死んだと思ったけど、あっさり解放されたのね。私の心臓の方が止まりそうだったよ。
でも、あの程度で解放するなんてねえ。
ストーリーは面白くなってきたんだけど、敵味方どちらも詰めが甘いのが気になる。
もちろん創刊号が北斗星だったから。
中身はいずれ暇を見て。←買うと安心するタイプ
トワイライトが発売になったら、また買おう。

昭和57年11月時点の鉄道路線図。
今はない路線がたくさん載ってて感無量。
これより少し後にばたばた廃線されちゃうんだよね。
就職して旅費を担当したとき、先輩のおじ様たちがいつもその話。
「○○線の××駅の☆★弁当が旨かったんだよ」とか。

北斗星は、以前関東に住んでいた時、子連れ帰省でよく利用しました。
飛行機だと乗り換えは多いし、待ち時間は長いし、座席は狭くて身動き取れないし、子どもの分の料金は高いし…。
北斗星だと上野から札幌までの16時間、晩ご飯食べて、ちょっと列車内を探検して(ロビー車もあったし)、ベッドに横にならせたら列車の振動で子どもはすぐ寝るし、起きたらもう北海道だし、いいことばかりだったので。
ただ1回だけ、とんでもない事件はありました。
長男4歳、娘1歳、次男0歳の時のこと。
10さんにチケットを買ってもらい、そのままずっと管理してもらっていたのです。
7時半上野発で、翌朝11時に札幌に着く列車。
当日駅のホームで違和感。
始発なので20分くらい前にはホームに入っているはずの列車が、電光表示板にさえ出てこない。
ちょっとおかしくない?と10さんに言って、チケットを確認してもらうと7時半ではなく、17時半発。2時間も前に出ちゃってるよ!
あわてて駅員さんに確認したら「出ちゃった列車の切符は、紙くずと同じだね」とつれない回答。そりゃあそうだけどさ。
実家に、今回は帰れないって電話しようと思ったところ、10さんが「そうだ!」と再び駅員さんのところへ。
意気揚々と戻ってきた10さん。
「これから新幹線で北斗星を追いかける!」
「時間がないから走れ!」娘とボストンバッグを小脇に抱えて走る10さん。追いかける長男。次男をおぶったままボストンバッグを以てよろよろ追いかける私。
発車しそうになったらドアに挟まって待ってて!←よい子はやってはいけません
滑り込みセーフ。発車する新幹線。
指定券を買うために娘とバッグを私に渡し、車掌さんを探す10さん。
空いてる座席に長男を座らせてもらい、その膝に娘を乗せる。
走っているときに私の背中でぎゃんぎゃん泣いていた次男が、ゆすっても何しても反応がない。
不安に思って長男の方に次男を突出し、息してる?って聞いたら「わかんない」と返ってきて、衝撃が走る。
隣の席の女性が「大丈夫。ぐっすり寝ていますよ」と言ってくれてほっとする。
「お母さん、トイレ行きたい」と長男。
え?このタイミングで?ひとりで行ける?
「行けない」
ですよね。お父さん来るまで待てない?
「待てない」
ですよね。
娘を抱きかかえ、長男をトイレに連れて行く。
その後無事10さんが指定券をゲットし、戻ってくる。
先回りして仙台で北斗星を待つ。
乗ったらぐったりで、せっかくのA寝台を楽しむ間もなく爆睡。
翌朝電車内の電話で自宅に「よんどころない事情で、予定より2時間早く着きます」と連絡。
「いやあ、あのときは焦ったね。でも俺、西村京太郎を読んでてよかった。すぐに、新幹線で追いつけると気がついたもんね。あれはいい思い出だよね」
とことんポジティブな人だな。
本日の読書:汗血公路 アルスラーン戦記4 田中芳樹
![]() | アルスラーン戦記〈4〉汗血公路 (角川文庫) Amazon |
カバー折り返しより
『パルス暦321年4月。激に応じ各地の諸侯や領主たちは兵を集めてパルスの王太子アルスラーンの拠るペシャワール城塞に集結。出陣を待った。
5月10日。アルスラーンは大陸航路を西へ、王都エクバターナ奪還を目ざして進発した。パルスの神々をうやまうパルス王国と、イアルダボート神をたたえるルシタニア王国の本格的な戦いが開始され、生者、死者、半死者が馬上と地上でもつれあい、大陸公路は人馬の汗血で塗りこめられた……。
新キャラ登場。いよいよ佳境。
書下し、ヒロイック・スペクタクル・ロマン、第4弾!!』
週刊少年ジャンプのような引きの強さ。
エクバターナ奪還を目ざしてペシャワール城塞を出発したアルスラーンの軍勢。
ナルサスの知略により、待ち受けるルシタニア軍を倒しながら進んでいたら、「草原の覇者」とよばれるトゥラーン王国がペシャワール城塞をめがけて進んでくる。
聞いてないぞ、トゥラーン王国なんて。
攻めてくる気があるなら、なんでもっと弱っているときに襲ってこない?
なぜ今になってやってくる?
と、初めて読んだときは続きが気になってしょうがなかったと思う。
20年ぶりとはいえ一応再読だし、続きもすぐ手元にあるので安心して本を閉じることができたけど。
“「解放王アルスラーン」という名を、最初に口にしたのはギーヴである。”
王にはなるんだよね?
何を解放したかなの?
毎日面白く読んでいますが、どうも純粋に楽しめているとは言えないような…。
どう考えても石橋たたきすぎだぞ、自分。

BGMはHey!Say!JUMP『White Love』でした。
昨日の「FINAL CUT」絶対髙木くん死んだと思ったけど、あっさり解放されたのね。私の心臓の方が止まりそうだったよ。
でも、あの程度で解放するなんてねえ。
ストーリーは面白くなってきたんだけど、敵味方どちらも詰めが甘いのが気になる。
