L.A.では深夜、若者たちが大金を賭けたストリート・カー・レースに熱狂していた。ドミニクは仲間たちから一目置かれる天才ドライバー。彼はレースを挑んでくる無謀な連中を相手に1度のレースで1万ドルを稼ぎ出す。そんなある夜、ブライアンという新顔がやって来る。彼もまたドミニクに負けない驚異のドライビングテクニックを披露、ギャラリーの注目を集める。しかし、誰も彼が警察官だとは想像もしなかった。ブライアンは実は、最近多発している高級品を積んだトラックがハイスピード状態のままジャックされるという事件を追って、潜入捜査を行っていたのだった。

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Hey!Say!JUMPの髙木くんおすすめ映画の第2位、ということで、なめてました。すみません。
カーレースと、綺麗なお姉さんと、みんなでバーベキュー。
髙木くんの好きなものてんこ盛りじゃん。
あとは海があれば完璧だね、なんて余裕こいて観ていたのですが。

ちょっとこの映画すごすぎる。
潜入捜査している刑事が主人公なのですが、彼は明らかに刑事の仕事よりカーレースの方が好きだ。
犯人グループと思われる一味の仲間として、少しずつ信頼を勝ち取り、そして彼らを信じたい気持ちが膨らんでいくブライアン。

ブライアンの視点で見ると、確かにドミニクは犯人ではありえない。
だけど警察上層部はドミニク犯人説を譲らない。
そして手柄を焦る警察上層部は、じっくり捜査する時間をくれやしない。

どうする、ブライアン?
いろいろ落としどころを考えながら観ているわけですが、ことごとくはずれ。

「そう来ると思ったよ」な展開は、もう一度ひねりを加えて、相手へのアドバンテージへ。
「いやいやそれはないでしょう」な展開は、それを踏まえた上で想像の斜め上へ。

最後なんてもう「何やってんのよ!」からの「マジですか!?」な結末。
しかもエンディングロールが終わった後のシーンときたら…。
私、主人公間違えてた?

完敗です。
ひとつも予想通りにはいきませんでした。
ああ、面白かった。


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