
今日の晩ご飯。
肉じゃが。塩サバ。秘伝豆。冷奴。
なんということでしょう、たんぱく質祭り。
昨日から下宿している長男と、向かい合わせで食べました。
でもね、なんとなく吉ではないっぽい。
10月にパソコンが壊れ、先週スマホが壊れ、どうもエアコンも調子が悪い。
この押し寄せる機械の不調の波。
こういうことってあるよね。
和室はどこか隙間風の入り口があるらしく、とても寒い日には暖房を入れていました。
でも、寝室は入れたことがなかったの。
部屋が寒くても、布団に入ればぬくぬくだから。
でも、長男が下宿するに際して寝室で生活できるようにしたのね。
そして、エアコンも入れてみた。
そしたら勝手に切れるのよ。暖まる前に。
取説を見たら、フィルターが汚れていたらそうなると書いてあったので、夏もほとんど使ってないのに変だなーと思いながらフィルターを見た。
新品のようにきれい。
ってことは、故障だよね、明らかに。
だけど、この年末の忙しい時に、修理してくれるところを探すのも大変なので、気休めにエアフィルター清掃をして(つまり清掃したふり)、再びスイッチを入れたら、今度はちゃんと入ります。
やった!なんでもやってみるもんだな。
あとは、どうすれば暖かくなるか、だ。
今のままでは、ただスイッチが入っただけの箱だから。orz
本日の読書:楊令伝 四 雷霆の章 北方謙三
楊令伝 4 雷霆の章 (集英社文庫)/集英社

¥価格不明
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カバー裏より
『楊令(ようれい)を頭領に迎えた梁山泊は新たな塞に替天旗を掲げ、兵力を結集させていく。禁軍の趙安(ちょうあん)は、金国との海上の盟により燕京(えんけい)攻略に向けて北進し、耶律大石(やりつたいせき)ら燕国(えんこく)建国の夢を賭けた旧遼軍と対峙した。一方、方臘(ほうろう)は、精強な軍と信徒の圧倒的な数の力で江南を席巻する。南下した童貫(どうかん)が、ついに叛乱鎮圧に動き始めた。信徒の熱狂渦巻く中、呉用(ごよう)は方臘の軍師として、童貫軍を迎え撃つ。楊令伝、熱戦の第四巻。』
うーん。
あまり熱は感じなかったな。
水滸伝の、梁山泊を造り上げて、守り抜こうと闘う漢たちの熱さは、楊令伝には感じられない。
宋という国の在り方からはみ出した漢たちが、自分で感じ、考えて行動していたのに対して、今の梁山泊は楊令を中心とした第一世代がすでにひとつの在り方として、型になってしまっているような気がする。
せっかく第二世代が育ってきているのに(楊令だって第二世代と言えばそうだが)、即戦力としれ育てるばかりで、育てる側の懐の深さが見えてこない。
だから第二世代は能力が高いのに、みんないい子。
器からはみ出すような子はいない。(今のところ)
公孫勝に至っては、老いたのか?ってくらい覇気がなく内省的。
しょっちゅう林冲に突っかかっては仲良く喧嘩していたのは、はるか遠くになってしまったんだなあ。
王母の死を知った鮑旭(ほうきょく)の静かな号泣(言葉の使い方として間違っているのは重々承知していますが、そうとしか表現のできない鮑旭の悲しみ方)が唯一、感情を揺さぶられたところ。
楊令に足りないのは、迸るなにかだな。

BGMはindigo la End『緑の少女』でした。