秋になるといつも、『クロスワードパズルをやりたい』病にかかります。
今年は9月になっても発症しなかったので、このまま冬を迎えるのかと思っていましたが、この急な寒さでいきなりの発症です。
いや…寒さのせいばかりともいえないのですが…。
我が家は、大家さんがとても建物を大事に手入れをしてくれているので内装はこぎれいなのですが、なにぶん築年数が40年以上なので、壁は薄いし結構あちこちすき間だらけ。
そんなわけで隣の家の音などがよく聞こえます。
朝が早いので、夜は11時には布団に入るようにしているのですが、その時間に毎日帰宅する人の疲れた足音、隣の家の人が台所を使っている水音、鍋や食器がガチャガチャいう音などを聞きながら眠りにつきます。
でも昨日は、10時前に寝落ちしちゃったんですよね。もう疲れてて。
だから変な時間に目が覚めてしまいました。午前1時半。
天井のほうから聞こえる音。
こもってはいるけど間違いありません。掃除機の音。
吸引する音の他に、壁にガンガン当たる音なども。
もう眠れません。
そしてそのタイミングで『クロスワードパズルをやりたい』病発症。
今、とてつもなく眠いです。
でも、今結構寒いのです。
これでひもじかったら死んでしまいます。
昨日の残りの鍋食べようっと!
もはや秋を通り越して冬を感じています。
本日の読書:静かな炎天 若竹七海
静かな炎天 (文春文庫)/文藝春秋

¥価格不明
Amazon.co.jp
カバー裏より
『ひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く(「静かな炎天」)。イブのイベントの目玉である初版サイン本を入手するため、翻弄される晶の苛酷な一日(「聖夜プラス1」)。タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。』
目次
・青い影 七月
・静かな炎天 八月
・熱海ブライトン・ロック 九月
・副島さんは言っている 十月
・血の凶作 十一月
・聖夜プラス1 十二月
・富山店長のミステリ紹介ふたたび
葉村晶といえば、次々襲い来る不運に満身創痍で立ち向かう不屈の女探偵だが、表題作の「静かな炎天」は次々に舞い込む事件の調査依頼を、半日で解決するといういつもとは違った展開。
しかし事件を順当に解決したことが、新たな事件の気配を連れてくる。
やっぱり彼女は不運に見舞われたほうが、らしくていい。
短編なので、悪意のねじれなどは長編には及ばないけれども、聞きこんだ情報をひとつひとつ確認するたびに繰り返されるやりとり。
「ああ、またか」とパターン化されているように見せて、最後にひねるオチ。
読みながら、ついニヤリとしてしまう。
事件というより、葉村晶の「やっかい事引き寄せ体質」がいかんなく発揮された「聖夜プラス1」
ここまで来ると、探偵は転職なのではないだろうか。
そして、もともと不運を呼び込む葉村晶だったけど、富山店長の元で働く限り、不運は倍、いや、二乗されているんじゃないの?
ミステリとしては特に難しい謎があるわけではない。
これは、四十肩に悩まされながらも無骨にこつこつと真実に近づいていく、葉村晶という人間を読む話なのだ。

BGMは野猿『叫び』でした。
野猿の曲って、どれも格好良かったな。
今年は9月になっても発症しなかったので、このまま冬を迎えるのかと思っていましたが、この急な寒さでいきなりの発症です。
いや…寒さのせいばかりともいえないのですが…。
我が家は、大家さんがとても建物を大事に手入れをしてくれているので内装はこぎれいなのですが、なにぶん築年数が40年以上なので、壁は薄いし結構あちこちすき間だらけ。
そんなわけで隣の家の音などがよく聞こえます。
朝が早いので、夜は11時には布団に入るようにしているのですが、その時間に毎日帰宅する人の疲れた足音、隣の家の人が台所を使っている水音、鍋や食器がガチャガチャいう音などを聞きながら眠りにつきます。
でも昨日は、10時前に寝落ちしちゃったんですよね。もう疲れてて。
だから変な時間に目が覚めてしまいました。午前1時半。
天井のほうから聞こえる音。
こもってはいるけど間違いありません。掃除機の音。
吸引する音の他に、壁にガンガン当たる音なども。
もう眠れません。
そしてそのタイミングで『クロスワードパズルをやりたい』病発症。
今、とてつもなく眠いです。
でも、今結構寒いのです。
これでひもじかったら死んでしまいます。
昨日の残りの鍋食べようっと!
もはや秋を通り越して冬を感じています。
本日の読書:静かな炎天 若竹七海
静かな炎天 (文春文庫)/文藝春秋

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カバー裏より
『ひき逃げで息子に重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く(「静かな炎天」)。イブのイベントの目玉である初版サイン本を入手するため、翻弄される晶の苛酷な一日(「聖夜プラス1」)。タフで不運な女探偵・葉村晶の魅力満載の短編集。』
目次
・青い影 七月
・静かな炎天 八月
・熱海ブライトン・ロック 九月
・副島さんは言っている 十月
・血の凶作 十一月
・聖夜プラス1 十二月
・富山店長のミステリ紹介ふたたび
葉村晶といえば、次々襲い来る不運に満身創痍で立ち向かう不屈の女探偵だが、表題作の「静かな炎天」は次々に舞い込む事件の調査依頼を、半日で解決するといういつもとは違った展開。
しかし事件を順当に解決したことが、新たな事件の気配を連れてくる。
やっぱり彼女は不運に見舞われたほうが、らしくていい。
短編なので、悪意のねじれなどは長編には及ばないけれども、聞きこんだ情報をひとつひとつ確認するたびに繰り返されるやりとり。
「ああ、またか」とパターン化されているように見せて、最後にひねるオチ。
読みながら、ついニヤリとしてしまう。
事件というより、葉村晶の「やっかい事引き寄せ体質」がいかんなく発揮された「聖夜プラス1」
ここまで来ると、探偵は転職なのではないだろうか。
そして、もともと不運を呼び込む葉村晶だったけど、富山店長の元で働く限り、不運は倍、いや、二乗されているんじゃないの?
ミステリとしては特に難しい謎があるわけではない。
これは、四十肩に悩まされながらも無骨にこつこつと真実に近づいていく、葉村晶という人間を読む話なのだ。

BGMは野猿『叫び』でした。
野猿の曲って、どれも格好良かったな。