朝、7時過ぎには家を出発したのに、本日の目的地は毛越寺のみ。
いやあ、東北は遠かった・・・。

朝からはっきりしない天気でしたが、幸い雨には降られることなく岩手に到着。
雨が降って、周囲が暗いようなら見学は明日にしようと思いましたが、逆に薄日が射してきて、毛越寺にレッツゴー。←古い



門を潜ると割りとすぐに本殿。
しかしここからが長い道のりの始まりです。


大泉の池という、大きな池の周囲を築山や講堂や鐘楼やらがぐるっと取り巻いています。
そして一番気になっていたのが、遣水(けんすい)。
珍しい、平安時代の遺跡です。


ここで行われていたのが、曲水の宴(ごくすいのえん)。
水の流れのある庭園で、流れの縁に出演者が座り、流れてくる盃が自分の前を通りすぎるまでに詩歌を詠み、盃の酒を飲んで次の人へ流す貴族の遊びです。
イメージとしてはこんな感じ。↓


毛越寺は、平安時代に建立されたお寺ですが、奥州藤原氏が再興したことで有名になり、今は世界遺産にも認定されています。
そして池中立石の写真も、有名です。
東日本大震災で池の水が干上がり、石の角度も変わってしまいましたが、今はもとの通りに復元したのだそうです。


他を巡る時間ももうあまりなかったので、ホテルに向かう途中で見つけた、達谷窟(たっこくのいわや)。
これはその一の鳥居。 




達谷西光寺の本殿。
中に入ると、住職がずっとお経を唱えていました。
坂上田村麻呂ゆかりのお寺だそうです。
つまりここも平安時代の名跡。


大分摩滅していますが、岩面大佛。
あんまり大きすぎて、最初はどこにあるのかわかりませんでした。


通り雨程度しか降らなかったね~何て言っていたら、ホテルにチェックインしたとたんにざ~っと降ってきました。
滑り込みセーフ。

明日も雨なら、ゆるゆるドライブ。
晴れたら観光地巡りの予定です。

温泉は気持ちいいのですが、一日じゃさすがに治りませんね。
騙し騙しの行き当たりばったり。
さて、どうなることやら。