来週は早々に夏休みをとる人(はっきり言って上司)がいるので、忙しいことが決定!
いない間に11月のイベントの内容を詰めて、職場の了承を取り、関係団体の調整をして、エントリーしている内容に詳細を加えなければなりません。
根回しとかプレゼンって苦手。
あー、嫌だ。

こんなときは美味しいものを食べに行こう!(まだ来週になっていないのに?)

家の賃貸契約をしに来た時に見つけたベトナム料理屋さん。
札幌にいた時は、たまに無性にベトナム料理が食べたくなって、北大のそばのエスニック料理屋さんに行ったりしていたんだけど、そこは、フォーが違うのね。
札幌フォーとか言って、オリジナル度が高いので、私が食べたいものではない。食べてたけど。

以前は大丸のレストラン街にあったエスニック屋さんでフォーを食べていたんだけど、撤退しちゃったから、本当に食べたいフォーになかなか巡り会えなかったのさ。
それが今の家のそばにベトナム料理屋さんがあって、すっごく嬉しかったはずなんだけど、結局あんまり外食もしていないので、今日がお初となりました。

手前がもやし・きゅうり・鶏肉のさっぱり和え
奥の右が揚げ春巻き、左が生春巻き
ビールもコースのうちでございます。



鶏肉のサテ風味
これは辛くてビールに合う!



ブンボーフエ(ピリ辛牛すじのフォー)
これこれ、この麺がいいのよぅ。



お腹いっぱいになったらすぐに家に帰りたくなる私。
だからデザートのチェーの写真を撮り忘れました。
少しずついろんな料理が食べられるのが嬉しい。
ひとりだとセットになっているのを頼むしかないのが残念ではあるけれど。


本日の読書:円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 鳴海風

Amazonより
『「しかし、だれも疑問に思わない円周率に、そこまで興味をもたれるとは、ほんとうに孝和どのはおもしろい人だ」
円周率3.14が、まだ使われていなかった江戸時代。円に魅せられ、その謎を解明しようとした数学者がいた。彼の名は、関孝和。円周率の計算や、筆算による計算の発明など、数々の偉業を残し、日本独自の数学・和算を、世界と競えるレベルにまで押し上げた彼の、少年時代からの物語。
小学校5年生の算数の教科書(円の単元)に、必ずといっていいほど登場する関孝和ですが、その業績については、ほとんど触れられていません。彼の少年時代から壮年時代にかけての物語を通して、当時の数学・和算や関の業績について、わかりやすく伝えていきます。関孝和を題材にした初めての児童書。』

青少年読書感想文全国コンクール中学校の部の課題図書。

数学が苦手で、とにかく計算ができません。
だけど数学をはじめとした、理系のノンフィクションは好きなんです。

和算といえば関孝和。
そのくらいしか知りませんでしたが、実はそのくらいしか知られていないのだそうです。
彼は幕府の役人でしたが、家を継いだ養子が不祥事を起こしてお家断絶になってしまったため、彼の遺した資料なども亡くなったのだそうで。

名前を残そうなんて全然考えていなかった孝和は、その業績もほとんど弟子が出版したくらいでしたが、とにかくすごい!
ゼロの概念がまだない江戸時代、縦書き漢数字で方程式という方法を考え出す。
西洋数学より200年も早い数学的発見がある。

算盤、天元術、算木・算盤。
電卓もパソコンもない時代に、円に内接する正多角形の周の長さを計算することによって円周率を導き出そうとする。
正三万二七六八角形の周の長さ…。

なんでここまでやるのか。
ただ数学が好きで、真理を知りたかっただけ。

江戸時代の数学は義務教育でもなんでもないので、本当に好きな人たちが、時に頭を寄せ合って、時にひとりで解けないと言われる問題の解法を考える。
こういう数学者たちのおかげで、明治になって西洋の数学が入ってきたときも、難なく理解できたのだそうだ。

西洋数学を知らないはずの関孝和が、なぜ西洋の数学者とおなじように、数学の一般的な法則や真理を追究できたのか。
その謎は今も、調査研究されている。

それにしても内容はともあれ、この本の体裁は、本当に中学生向きでいいのでしょうか?
小学生でも読めると思うけどなあ。




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