いちご狩り行ったことある?
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いちごの日って1月5日じゃないんだね。
おばちゃんはどうしても1月15日は成人の日だと思っちゃうよ。
閑話休題。
いちご狩りは行ったことあります。
子どもたちが小さい時。
練乳を手渡されて首を傾げる子どもたち。
「これなに?」
我が家にはいちごに何かつけて食べる文化がないから。
私が子どもの頃って今ほどいちごが甘くなかったので、砂糖や練乳をかけて食べることもありましたけど、今のいちごは基本甘いじゃないですか。
なんで練乳なんていう、べったりした甘さを農家の人がわざわざ手渡すのかが分からん。
あっま~いいちごもありましょう。
甘酸っぱ~いいちごもありましょう。
たまにはすっぱ~いいちごもあるかもしれません。
それを、自分で選んだいちごで味わうのが醍醐味なんじゃない?
と、私は言いませんでしたが、子どもたちは勝手に練乳無視して「上まで赤いのが甘い」とか「つやつやしてるのが甘い」とか熱心に研究しておりました。
絶対元取ったと思われる食べっぷり。
ところで一般的ないちごのパックって、ふたり暮らしには量が多すぎる。
せいぜい5~6粒食べれば充分なので、今の半分または3分の1くらいの少量パックをもっとメジャーに販売してほしい。
食べきれないのがわかっているから、いちご好きなのに買えないんだよね。
最近スーパーでは少量パックを見かけることもあるけれど、農家の直販店なんかではまず見かけない。
美味しいいちごを食べたいの。
どうぞよろしくお願いします。m(_ _ )m
本日の読書:鬼 高橋克彦
カバー裏より
『平安の都で起こる怪事件の陰で跋扈する道鏡、菅原道真らの怨霊、邪気。弓削是雄、安倍清明ら陰陽師の系譜を辿り、歴史の暗部から世界を読み解いていく。藤原氏支配の礎を築いた政変〈応天門の変〉の謎を陰陽術で解き明かす「髑髏鬼」他、秀逸な怪異譚全5編。『白妖鬼』へ連なる妖かしの物語の原点がここにある!』
目次より
・髑髏鬼〈どくろき〉
・絞鬼〈こうき〉
・夜光鬼〈やこうき〉
・魅鬼〈もこ〉
・視鬼〈しき〉
平安の都に現れ、人々を恐怖に陥れる鬼。妖かし。
それを退治するのが陰陽師。弓削氏、賀茂氏、そして安倍清明。
866年から989年に渡る彼らの知られざる活躍を描く短編集。
元々蝦夷の土地であった胆沢を舞台にした「絞鬼」を読めば、同じ作者の「北の耀星アテルイ」や「炎立つ」を思い出し、怨霊に悩まされる朝廷の人びとの姿を読めば、伊藤遊の「えんの松原」を思い出す。
平安を舞台にした小説がまだまだ少ないので、なるべく手持ちの知識を繋げながら理解しようとしているのだなあと、自分のことを俯瞰して思う。
陰陽師というのは持って生まれた素質に加えて、厳しい修業を積んでようやくなれるもの。
そしてさらに、人間の心を、その弱さや狡さを知らなければならない。
そのうえで政治を知らねばならないときたら、何より怖いものは人間ということになるのではないか。
そう。
怖がるのが人間ならば、怖い存在を作り出すのもまた、人間だから。
“見えるものばかりが真実とは限りませぬ”

