東京土産といえば、何?

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職場には、その時見つけた期間限定の美味しそうで、軽くて、かさばらなくて、お値打ちなお菓子があればそれを買っていくことが多いです。
探している時間がない時は「東京バナナ」が多いかな。

自宅用には今半の牛肉の佃煮。
ちょっとお高いけどおいしい。
娘が東京に住んでいた時に買って来てくれてから、JAL系の飛行機で帰るときはこれをおみやげに。
ANA系で帰る時は…特になし。

逆に北海道のおみやげとしてこの間買ったのが、「冷やすとプリン」
知人に会えたら渡そうと買ったけど、会えなかったので自分で食べた。
常温保存のきくプリンなんですが、凍らせるとアイスクリームのように食べられますし、冷やすとプリン。
そして常温のままトーストに塗って食べるとこれがもう絶品。
すーっとパンに融けていきそうなところを、たっぷり塗ってパクリ。
これはくせになりますだ。
誰か買ってくれないかなー。


本日の読書:剣と法典 小ナポレオン山田顕義 古川薫

Amazonより
『生粋の軍人でありながら司法大臣として司法に心血を注いだ軍人政治家、日本大学の創立者山田顕義の激動の生涯を描く書下ろし長篇歴史小説。』

名前は聞いたことがあるけれど、何をした人なのか?

幼い頃より松下村塾に通い吉田松陰に兵学を学び、その後大村益次郎から軍事学を学んだ用兵の奇才と言われたのが、この山田顕義だ。
前に出ていくタイプではないこと、50歳を前に夭折したことなどで歴史的にはあまり有名ではないけれど、この本を読むと、とにかくすごい。

幕末の、長州が関わった戦いにはほとんど参加しているし、戊辰戦争(対長岡戦)でも、西南戦争でも、苦戦している戦いを勝利に導いたのは、彼の作戦によるところが大きい。
ただし、苦戦していたのが同郷の山県有朋だったのが不運で、器が小さくて上昇志向が人一倍強い山県有朋は、山田顕義の手柄を認めることなく、最終的には陸軍から追い出してしまうのである。
大体どの本読んでも山県有朋をよく書いている人がいないのだから、本当にこの人って…。

目の上のたんこぶとばかりに山田のことを邪魔に思っていた山県は、岩倉使節団に山田のことを送りこんで体よく厄介ばらいをし、その隙に軍の中の山田の居場所をとり上げてしまったのだ。本当にこの人って…。

欧米を視察しているうち、山田はナポレオンに心を惹かれていく。
軍人として傑物でありながら、フランスの法典を作ったナポレオン。
ナポレオンの肖像画を見ながら、こういう人間になりたいと山田は思った。

“大久保利通はヨーロッパの現実に気炎を吐く英傑ビスマルクに傾倒し、山田顕義は今も虚像となってヨーロッパ人に渇仰されるナポレオンに魅せられて、祖国へ帰っていくのである。それはヨーロッパを武力で席巻した軍人としてではなく、後世に伝える法典を生み遺した偉人としてのナポレオンであった。”

けれど、実際に山田が司法に携わるのはもっとずっと後のこと。
閑職についても実務に秀でている山田は、木戸孝允の下で視察の報告書を作り、政府に数々の提言をしている。
人の心の機微がわかり、実務にたけている山田が常に山県の陰にまわる羽目になるのは、年齢のせいだけではなくて、政治的な欲がないから。

憲法の起草にもかかわったが、山田が主として作り上げたのが民法と商法。
その先見的な家族の在り方や、公平に開かれた商取引の下地つくりは、既得権益を守る人たちから猛反対を受け、山田が準備したほう分が日の目を見たのは彼の死後、第二次大戦での敗戦後のことなのである。

長州藩に対する思い入れが強すぎるきらいがあるので、歴史小説としてはどうかと思うけれど、知らなかった歴史を知ることができたのは良かった。



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