魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。ある日、彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始するが……。

シネマトゥデイ



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ハリー・ポッターシリーズの新作というので舞い上がり、主演がエディ・レッドメインくんというので期待が高まり、楽しみに楽しみにしていたこの映画を、ようやく観に行くことができました。
自分ひとりだったら絶対3Dで観たかったけど、一緒に行った娘が「洋画は字幕で」というので、字幕版で。
雰囲気を味わうのなら字幕がいいけど、この映画はやっぱり3Dで観たかったな。

まだ上映中なので、映画の内容には触れないつもりでいますが、感想としては世界観がちょっと中途半端だったかな?
子どもを対象にしているのならもう少しわくわく感を、大人を対象にしているのならちゃんとした大人を出すべきだと思いました。

ちゃんとした大人というのは、自分で考えて自分で行動できる、社会的な存在としての大人です。
魔法省のなんとか会議のメンバーが、モブでしかないというのはやはり残念。
カメラに写っていないとき、彼らはなにをしていたのか?
議長に命令されないと行動できないの?
もやもやもや。

反対にコワルスキーさんはよかったよねー。
やっぱり私は特別な才能や特殊能力がなくても、震えながらその場に踏みとどまって自分のできることに最善をつくす、そういう人が好きなんだと思います。
ガンダムのカイさんとか(あー、石投げないで)、ワンピースのウソップとか。
映画が終わったとき、ちょっとコワルスキーさんに惚れてる私がおりましたよ。←ニュートはどうした?
でも私、パン屋は味で勝負派ですけど(笑)

あと、子どもの虐待は嫌です。
ちょっとそこに救いがなかったな。
できるなら、モデスティがこの出来事を乗り越えて、感受性の強さを武器にニュートの良い仲間として戻ってきてほしいと思いました。

ニュートは決して動物オタクなわけではなくて、マグルも含めて命というものをとても大切に慈しんでいることがわかる、とてもいい青年。
そうそう、エディ・レッドメインくんはイギリスの俳優なのに舞台がアメリカというところにちょっと疑問を感じていましたが、人間のことをニュートは「マグル」と言いますが、アメリカの人たちは「ノー・マジ(ノー・マジック)」と呼ぶのですね。
この辺のことばの使い分けが、世界観に反映するのであればいいなあと思います。

肝心の(?)魔法動物たちも、とてもかわいくキモく恐ろしくて、良かったですね。
第二弾はいつ公開するんだろう?
いろいろ含みを持たせているので、絶対続きはあると思います。
そして、なんだかんだ言っても、公開したら見に行くと思います。
コワルスキーさんとクイーニーのカップルが見たいです。(2人とも好き)
ティナとナーラックは出ますよね。グリデンバルドはもちろんのこと。
次は娘に内緒で、絶対3Dで見ようっと。



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