伊坂幸太郎のエッセイ集のタイトルのような、Eテレの5分間番組の名前のような今日のブログタイトル。
ゴールデンウィークも終わり、夏休みまでなんのお楽しみもないと肩を落として過ごしていた今月中旬、ポストに郵便が届いていました。
うわ~お!
3枚のSDカードに音楽データが4668曲分。
一日24時間フルに聞いても2週間以上かかる量です。
送り主さんが手間暇かけてセレクトしてくださった4668曲。
とにかく嬉しい。ありがたい。
さっそくiTunesに取り込んで…と思ったらなぜか125曲しか取り込んでくれない。
一度ハードディスクを経由したら、なんとか取り込んでくれる…と思ったら4663曲しかない。
その後も、タイトルだけ入っているけど曲が入っていないとか、リリース年が入っていないとか、平井堅だけ大量発生したとか、なかなかうまくいかなかった準備作業も無事終わり、ようやく聞き始めることができるに至りました。
お奨めの、『古い年代から順に聞く』をやっています。1930年から!
生まれる前の曲でも意外と知っているものですね。
映画音楽から、エルビス・プレスリーから、ザ・ピーナッツ。
生まれてないのに懐かしい。
そして一連のビートルズ。
中学一年生の時、ロック好きな男子が「とりあえずこれを聞け」と貸してくれた「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「ヘルプ!」のカセットテープ。
これをきっかけに私はベイ・シティ・ローラーズのファンになったのかもしれない。
洋楽カッコいい!と思ったのだから。
音楽って、昔の記憶としっかりくっついていますよね。
心して聞かせていただきます。
本当にありがとうございました。
本日の読書:娼年 石田衣良
カバー裏より
『恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。』
これはちょっと合わなかった。
大学にも行かず、バーでバイトをしながらも、退屈な毎日。冷めた目で周囲を眺めている傍観者。
そんなリョウが、金のためではなく、「いろいろな女性の不思議や欲望の不思議」を目の当たりにして、この世界でやっていこうと思うに至る心の動きが全く分からない。
いかにもいかにもな女性たちの不思議や欲望の不思議。
それのどこが、彼の心をどのように動かしてこうなったのかが、全然見えない。
そもそもリョウのどこに売れっ子になる要因があるのかもわからない。
客の要求を笑顔で受け入れるというのはサービス業の基本なわけで、リョウの行動のどこがそんなにほかの人と比べて特別なのかを書くことなく、登場人物が口々に「彼はいい」「彼は特別」と持ち上げる様は、朝ドラのヒロインを見ているようで気持ちが悪い。
誰も成長しないし、誰も壊れない。
何を読み取ればいいのか?

ゴールデンウィークも終わり、夏休みまでなんのお楽しみもないと肩を落として過ごしていた今月中旬、ポストに郵便が届いていました。
うわ~お!
3枚のSDカードに音楽データが4668曲分。
一日24時間フルに聞いても2週間以上かかる量です。
送り主さんが手間暇かけてセレクトしてくださった4668曲。
とにかく嬉しい。ありがたい。
さっそくiTunesに取り込んで…と思ったらなぜか125曲しか取り込んでくれない。
一度ハードディスクを経由したら、なんとか取り込んでくれる…と思ったら4663曲しかない。
その後も、タイトルだけ入っているけど曲が入っていないとか、リリース年が入っていないとか、平井堅だけ大量発生したとか、なかなかうまくいかなかった準備作業も無事終わり、ようやく聞き始めることができるに至りました。
お奨めの、『古い年代から順に聞く』をやっています。1930年から!
生まれる前の曲でも意外と知っているものですね。
映画音楽から、エルビス・プレスリーから、ザ・ピーナッツ。
生まれてないのに懐かしい。
そして一連のビートルズ。
中学一年生の時、ロック好きな男子が「とりあえずこれを聞け」と貸してくれた「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」と「ヘルプ!」のカセットテープ。
これをきっかけに私はベイ・シティ・ローラーズのファンになったのかもしれない。
洋楽カッコいい!と思ったのだから。
音楽って、昔の記憶としっかりくっついていますよね。
心して聞かせていただきます。
本当にありがとうございました。
本日の読書:娼年 石田衣良
カバー裏より
『恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく……。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。』
これはちょっと合わなかった。
大学にも行かず、バーでバイトをしながらも、退屈な毎日。冷めた目で周囲を眺めている傍観者。
そんなリョウが、金のためではなく、「いろいろな女性の不思議や欲望の不思議」を目の当たりにして、この世界でやっていこうと思うに至る心の動きが全く分からない。
いかにもいかにもな女性たちの不思議や欲望の不思議。
それのどこが、彼の心をどのように動かしてこうなったのかが、全然見えない。
そもそもリョウのどこに売れっ子になる要因があるのかもわからない。
客の要求を笑顔で受け入れるというのはサービス業の基本なわけで、リョウの行動のどこがそんなにほかの人と比べて特別なのかを書くことなく、登場人物が口々に「彼はいい」「彼は特別」と持ち上げる様は、朝ドラのヒロインを見ているようで気持ちが悪い。
誰も成長しないし、誰も壊れない。
何を読み取ればいいのか?
