本日の読書:ゆきむすめ 赤羽末吉・絵 今江祥智・文
偕成社より
『雪国に残る雪の精・雪女の伝説に材を得て、雪娘と若者の悲しく美しい愛の物語を、透明感あふれる文と絵で描いた創作民話絵本。』
子ども向けの絵本と思って侮ってはいけません。
ここに描かれているのは、美しくも哀しい愛の物語です。
北の国にはゆきおんながたんといます。
綺麗なつららとなって、軒下辺りにぶら下がっています。
男たちが「あやあ、こげにほそっこくてめんこいおなごが、おらの嫁こになってくれたら、どんなによかべ……」と思うようなつらら。
嫁に欲しいと言われれば、雪女は押しかけ女房にやってきます。
しばらく幸せに暮らしますが、「いやあ、あったらきれえな嫁こが、湯に入って磨けば、もっともっときれえになるに……」と無理にお風呂に入れると…。
そのくらいわかるやろ!
そんなことが続き、気の強いゆきおんなたちは、村の男を凍らせてしまいます。
そこで怒ったのが村の女たち。
「おらたちが、嫁に行くところがのうなる」
争いごとの嫌いなひとりのゆきむすめが、村はずれに行くと、真面目で働き者の男が一人います。
ふたりはたがいに惹かれあい、夫婦になりますが、ほかのゆきおんなたちに見つからないように家ごと雪で隠れますが、とうとう見つかってしまいます。
その時むすめは…。
古くから伝えられている雪女は、正体がばれたら男を殺すか、黙って子どもを残して去っていきますが、このゆきむすめはずっと二人で生きたかったと思うんです。
絵本ですからたがいにひとめぼれのように書いていますが、一生を添い遂げる決意というのはひとめぼれからは生まれないと思うんですよね。
だから娘の行動に胸を打たれてしまうのです。
文章を読むと本当に美しい話なんですが、挿絵では娘を見るときに若者の鼻の下がかなり伸びているのが笑えます。
赤羽さん…。

偕成社より
『雪国に残る雪の精・雪女の伝説に材を得て、雪娘と若者の悲しく美しい愛の物語を、透明感あふれる文と絵で描いた創作民話絵本。』
子ども向けの絵本と思って侮ってはいけません。
ここに描かれているのは、美しくも哀しい愛の物語です。
北の国にはゆきおんながたんといます。
綺麗なつららとなって、軒下辺りにぶら下がっています。
男たちが「あやあ、こげにほそっこくてめんこいおなごが、おらの嫁こになってくれたら、どんなによかべ……」と思うようなつらら。
嫁に欲しいと言われれば、雪女は押しかけ女房にやってきます。
しばらく幸せに暮らしますが、「いやあ、あったらきれえな嫁こが、湯に入って磨けば、もっともっときれえになるに……」と無理にお風呂に入れると…。
そのくらいわかるやろ!
そんなことが続き、気の強いゆきおんなたちは、村の男を凍らせてしまいます。
そこで怒ったのが村の女たち。
「おらたちが、嫁に行くところがのうなる」
争いごとの嫌いなひとりのゆきむすめが、村はずれに行くと、真面目で働き者の男が一人います。
ふたりはたがいに惹かれあい、夫婦になりますが、ほかのゆきおんなたちに見つからないように家ごと雪で隠れますが、とうとう見つかってしまいます。
その時むすめは…。
古くから伝えられている雪女は、正体がばれたら男を殺すか、黙って子どもを残して去っていきますが、このゆきむすめはずっと二人で生きたかったと思うんです。
絵本ですからたがいにひとめぼれのように書いていますが、一生を添い遂げる決意というのはひとめぼれからは生まれないと思うんですよね。
だから娘の行動に胸を打たれてしまうのです。
文章を読むと本当に美しい話なんですが、挿絵では娘を見るときに若者の鼻の下がかなり伸びているのが笑えます。
赤羽さん…。
