
通勤途中に見かけたシュールな光景。
新品の靴が片方だけ。
しかも靴ひもなし。
せめて靴ひもがあったなら、ああこの靴の持主はUFOにさらわれて、その時に片方の靴だけがぼとりと落ちたのだなあと思えたのに。
ひも、どうしたんだろう。
なぜ片方しかないんだろう。
朝っぱらから気になる気になる。
本日の読書:なぜ今LAWSONが「とにかく面白い」のか 上阪徹
Amazonより
『今のコンビニは、ここまで進んでいるのか!「便利」なだけじゃない。今では「社会のインフラ」そして「健康のサポート」まで。誕生から40年。ローソンは変化し続けている!』
北海道には地域に根差したコンビニ「セイコーマート」がある。
それを別格として、ローソンって全国区のコンビニなのに結構地域に根ざした商品展開をしている気がする。
コンビニの固定観念をくつがえす、農業からの食品づくり。
添加物をできるだけ使わないローソンのお弁当やスイーツは、新鮮な食材を極限まで衛生管理した工場で、人の手を使って素早く作られる。
おでんのダイコンは、畑から収穫して1時間以内に工場へ運ばれるんだとか。
農業経営を会社の資本が支える。
次世代の若い農業従事者が育つ。
地域が元気になる。
薬局とくっついたヘルスケアローソン、病院内にあるホスピタルローソン、自然食品中心のナチュラルローソン、そしてこれからの展開が期待される、介護相談窓口のあるケアローソン。
とにかく地域の人の必要に応えるために、どんどん新しいローソンが作られていく。
この、コンビニの固定観念をくつがえすというのが、例えばコンビニスイーツの観念を超えた「プレミアムロールケーキ」だったり、高くても必要な人がいる限り販売する「ブランパン」だったり、コンビニでいれたてのコーヒーを対面販売する「街カフェ」だったり、とにかくおいしいおにぎり「おにぎり屋」だったり、これぞローソン「唐揚げくん」だったりの成功が、いいと信じたものを積極的に売っていく姿勢に繋げているのだと思う。
あまりローソンに行くこともないのだけれど、ちょっと覗いてみようかなと思えるくらいに興味が湧いてくる一冊。
