昨日の大荒れの天気とは打って変わって青空の一日。
今日は買い物に出かける予定だったので、晴れてよかった。
もうトイレット・ペーパーが危機的状況だったので、晴れようが荒れようが出かけなくちゃならないことに変わりはないのですが、やっぱり晴れていた方が気分がいいもんね。
せっかくドラッグ・ストアに行くのだから、ついでにいろいろ買ってきました。
大量の買い置きをすることはないのですが、ある程度の予備がないと心配になってしまう昭和の女なので。
最近、化粧水の減りが早いので、しょうがなしに購入。
通常の2倍のペースで減っていきます。
理由は、まあ、分かっているというか…物証もなしに逮捕できないので容疑者としておきますが、私の化粧水を使っている奴がいる、と、そうわけです。
私以外の住人はひとりしかいないこと。
容疑者Xの化粧水が半月ほど前から空であること。
状況証拠はあるんだけどなあ。(-_-;)
年明け頃から探していた私のNINTENDO DSは、「あ、今私が使ってるけど」と、白状したんですけどね。
どうも、私のものは自分のもの、と思っているのではないかしら。
ジャイアン?
彼女はジャイアンなの?
・・・そうかも。
さて、なんでDSを探していたかというと、10さんの日本語がいよいよ怪しくなってきたからです。
生まれた時から数十年、日本語しか話せないで生きてきたのに、なぜあんなに日本語が不自由なのか。
結婚してからだってずっと
・主語または目的語を忘れないこと
・指示代名詞を多用しないこと
と、言い続けてきたのに、ここのところダメなんですな。
「行くよ」誰が?どこに?
「あれ。ほら、なんだったけ?あれさ。あれ」微塵もわからん。
10さん、ボケてきたのかな…。
「脳トレやるように言ったら?」
言ったってさ、やらないよ、きっと。
仮にドリルを買ってあげたって、きっとやらないよ。
「じゃあ、DSのソフト買ってあげたら?ゲームになってるやつなら、やるんじゃない?」
娘がそういうから、私のDS本体も一緒にプレゼントしようと探していたのに、娘が自分のもののように使って遊んでいた、と。
きーっ!!ヾ(。`Д´。)ノ
あなたは脳トレの前に、自分のものと人のものの区別をつけるよう訓練しなさいよっ!
それにしても10さんの脳トレ、どうしよう。
本人は必要ないと言ってるんですけども。
本日の読書:BOX! 百田尚樹
Amazonより
『
高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち…様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説。』
当代屈指の人気作家、百田尚樹の本、初読みです。
ファンの方はこの先読まない方が良いかもです。
ものすごく読みにくかったです。
~した。~だった。~た。
単調で短い文章の連なりを読むのは苦痛でした。
ストーリーを伝える最低限の文。
骨格のみでうねりがなく、的確な表現というコーティングのない文章は、ノンフィクションならまだしも、青春スポーツ小説にはあまりにも不似合の文章だと思いました。
接続詞をあまり使わないことで、畳み掛けるような効果を狙っているのかとも思いましたが、4~5行ほどの段落の中で2回も「しかし」で文章をつなぐって…。
そして登場人物、敢えてキャラクターという言い方をしてもいいですが、魅力を感じませんでした。
抜群の運動神経を誇るボクシングの天才、鏑矢。
才能はあっても練習が嫌い。
そのくせ試合に負けても、反省しない。研究しない。
他人を下に見てはばからない。
何よりも自分がやっているスポーツに対しての真摯な姿勢がない。謙虚さがない。
元いじめられっ子の秀才、木樽。
強くなりたくてボクシングを始めるが、コツコツ真面目に練習に取り組む姿には好感が持てる。
視点の人物であるし、説明的になるのはしょうがないけれど、他人の感情を説明するのがくどい。
女子マネージャーの丸木が鏑矢のことを好きだというのに対して、恋ではなくてアイドルに対する憧れのようなものだろう、と何回か言ってたけど、それいる?
自分こそ高津先生に憧れて、告白までしたのに。
そもそも彼が、先生のどこが好きなのかが全く書かれていない。
で、高津先生。
24歳独身の女性が高校生男子に対する態度が、隙だらけ。
鏑矢のことが気になってしょうがないのだが、生徒として気になるのか男として好きなのか、実に中途半端。
だから試合前の彼らに対して、メンタル面のフォローをするどころか、かなり足を引っ張っているように見える。
ボクシングって、スピードが命だから文章で書くのは結構難しいとは思います。
私の好きな「あしたのジョー」も「がんばれ元気」もマンガだし。
でも、ボクシングって実は浪花節的な物語が結構似合うので、今どきの若い作家にはない、ベテランの作家の味が出ていれば、きっと感動できたんじゃないかと思うのです。
文章に緩急があれば、艶があれば、きっと感動できたのではないかと。
「がんばれ元気」なんて、本屋で立ち読みをするたびにボロ泣きしてしまうくらい、浪花節的に感動しますからね。
今回は文体とテーマが合っていなかった、と、そう思うことにします。

今日は買い物に出かける予定だったので、晴れてよかった。
もうトイレット・ペーパーが危機的状況だったので、晴れようが荒れようが出かけなくちゃならないことに変わりはないのですが、やっぱり晴れていた方が気分がいいもんね。
せっかくドラッグ・ストアに行くのだから、ついでにいろいろ買ってきました。
大量の買い置きをすることはないのですが、ある程度の予備がないと心配になってしまう昭和の女なので。
最近、化粧水の減りが早いので、しょうがなしに購入。
通常の2倍のペースで減っていきます。
理由は、まあ、分かっているというか…物証もなしに逮捕できないので容疑者としておきますが、私の化粧水を使っている奴がいる、と、そうわけです。
私以外の住人はひとりしかいないこと。
容疑者Xの化粧水が半月ほど前から空であること。
状況証拠はあるんだけどなあ。(-_-;)
年明け頃から探していた私のNINTENDO DSは、「あ、今私が使ってるけど」と、白状したんですけどね。
どうも、私のものは自分のもの、と思っているのではないかしら。
ジャイアン?
彼女はジャイアンなの?
・・・そうかも。
さて、なんでDSを探していたかというと、10さんの日本語がいよいよ怪しくなってきたからです。
生まれた時から数十年、日本語しか話せないで生きてきたのに、なぜあんなに日本語が不自由なのか。
結婚してからだってずっと
・主語または目的語を忘れないこと
・指示代名詞を多用しないこと
と、言い続けてきたのに、ここのところダメなんですな。
「行くよ」誰が?どこに?
「あれ。ほら、なんだったけ?あれさ。あれ」微塵もわからん。
10さん、ボケてきたのかな…。
「脳トレやるように言ったら?」
言ったってさ、やらないよ、きっと。
仮にドリルを買ってあげたって、きっとやらないよ。
「じゃあ、DSのソフト買ってあげたら?ゲームになってるやつなら、やるんじゃない?」
娘がそういうから、私のDS本体も一緒にプレゼントしようと探していたのに、娘が自分のもののように使って遊んでいた、と。
きーっ!!ヾ(。`Д´。)ノ
あなたは脳トレの前に、自分のものと人のものの区別をつけるよう訓練しなさいよっ!
それにしても10さんの脳トレ、どうしよう。
本人は必要ないと言ってるんですけども。
本日の読書:BOX! 百田尚樹
Amazonより
『
高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち…様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説。』
当代屈指の人気作家、百田尚樹の本、初読みです。
ファンの方はこの先読まない方が良いかもです。
ものすごく読みにくかったです。
~した。~だった。~た。
単調で短い文章の連なりを読むのは苦痛でした。
ストーリーを伝える最低限の文。
骨格のみでうねりがなく、的確な表現というコーティングのない文章は、ノンフィクションならまだしも、青春スポーツ小説にはあまりにも不似合の文章だと思いました。
接続詞をあまり使わないことで、畳み掛けるような効果を狙っているのかとも思いましたが、4~5行ほどの段落の中で2回も「しかし」で文章をつなぐって…。
そして登場人物、敢えてキャラクターという言い方をしてもいいですが、魅力を感じませんでした。
抜群の運動神経を誇るボクシングの天才、鏑矢。
才能はあっても練習が嫌い。
そのくせ試合に負けても、反省しない。研究しない。
他人を下に見てはばからない。
何よりも自分がやっているスポーツに対しての真摯な姿勢がない。謙虚さがない。
元いじめられっ子の秀才、木樽。
強くなりたくてボクシングを始めるが、コツコツ真面目に練習に取り組む姿には好感が持てる。
視点の人物であるし、説明的になるのはしょうがないけれど、他人の感情を説明するのがくどい。
女子マネージャーの丸木が鏑矢のことを好きだというのに対して、恋ではなくてアイドルに対する憧れのようなものだろう、と何回か言ってたけど、それいる?
自分こそ高津先生に憧れて、告白までしたのに。
そもそも彼が、先生のどこが好きなのかが全く書かれていない。
で、高津先生。
24歳独身の女性が高校生男子に対する態度が、隙だらけ。
鏑矢のことが気になってしょうがないのだが、生徒として気になるのか男として好きなのか、実に中途半端。
だから試合前の彼らに対して、メンタル面のフォローをするどころか、かなり足を引っ張っているように見える。
ボクシングって、スピードが命だから文章で書くのは結構難しいとは思います。
私の好きな「あしたのジョー」も「がんばれ元気」もマンガだし。
でも、ボクシングって実は浪花節的な物語が結構似合うので、今どきの若い作家にはない、ベテランの作家の味が出ていれば、きっと感動できたんじゃないかと思うのです。
文章に緩急があれば、艶があれば、きっと感動できたのではないかと。
「がんばれ元気」なんて、本屋で立ち読みをするたびにボロ泣きしてしまうくらい、浪花節的に感動しますからね。
今回は文体とテーマが合っていなかった、と、そう思うことにします。
