うちの近所に、スポーツバーというほどではないんだけど、巨大モニターでスポーツ(主に日本の野球とサッカー)を観戦しながら飲めるお店があったんです。
というか、『ビールを飲みながらスポーツを観よう』がコンセプトだったそうで、つまみも乾きものとかナッツなんかの簡単なもの。
食事もカレーとかナポリタンとか。
正直これでは飲めん!
なので、あんまりいかないうちに、気が付いたら閉店していました。

そこにイタリアンのお店ができていたの。
別な場所に最近カジュアルなチェーン店のイタリアンレストランが開店したばかりで、結構繁盛しているのを見かけたのですが、こちらのお店はどうでしょう?
さっそく行ってみました。←こういうことばかり素早い

お店に入ると「ナンニン?」と、いきなりガタイのいい外人さんに声を掛けられ、思わず指を3本出す私。
「サンニンネ?スキナトコロニ スワッテ」

とりあえずビールを頼んで、メニューを覗きこみます。
前菜、ピザ、パスタ、生パスタ、肉料理、デザートがありますが、まずは

イタリアンピクルス
自家製サラミ
ポテトのオーブン焼き

どれもおいしかったですが、自家製サラミについてきたブロッコリーのソースがとてつもなくおいしゅうございました。
お~いし~い!!
「オイシイ?ボーノ?」
ボーノ!ボーノ!(イタリア語で「美味しい」の意味)
「グラッチェ!トコロデ コレ タベル?メニュー ニ ナイヨ」(パストラミより塩気の薄いハム。10キロ作ったそうだ。もちろんサービス、ではない。でも、どえりゃ~美味い)

あ、食べます。
それからスパークリングワインを1本ください。
それと、ペンネアラビアータと、マルゲリータのピザもください。

「カライ ダイジョブ?」
あ、全然大丈夫です。
「ニバイ カライヨ」
OK!辛いの大好き!
「イレチャッタヨ~」

身体の大きなイタリアのおじさんふたりが、狭いオープンキッチンでちまちま料理を作っている姿は何か微笑ましい。
ほかのお客さんたちにも明るく声をかけながら料理を出しているので、あっちからもこっちからも笑顔の「ボーノ!」が聞こえてきて、通りすがりの客にすぎない私たちまで何となく嬉しくてにこにこしちゃう。
白ワイン1本ください。

トマトの味が濃くておいしい~。
もっと辛くてもいいくらいだ。
チーズが泣けそうに旨い~。
ボーノ!ボーノ!ボーノ!

おいしかったけど、もうお腹いっぱいだ~!
「ティラミス タベナイ?」
あ、食べます。(もちろんサービス、ではない)

実はちょっと食器やカトラリーがぴかぴかではなかったり(洗った後、自然乾燥してるっぽい)、クロスにちょっとしみがあったりして、最初少し引いてしまったのね。
でも、決して不潔なわけではなくて、ラテンの男2人でそこまで気が回らないのか、イタリア人はそんなこと基本的に気にしないのかわからないけど、雰囲気がよくって赦せてしまった。
とにかくおいしくて楽しくて。

きっちりと、ひとつのミスもないサービスももちろんありだけど、このゆるゆるの、でも心からのおもてなしもありかな、と思いました。

帰りはハイタッチで「グラッチェ!」「チャオ!」って、送ってくれました。
お金持ちだったら常連になりたい。(T_T)
でも、また行きたいな~。
よし、働け。自分。





帰りの電車が発車する直前に慌てて撮ったので、なんかうまく撮れなかったけど、いつかはこの電車に乗ってみたいと思っているの。
ヘッドレストとか、かわいいでしょ?
旭山動物園で飼育員をしていたことのある、絵本作家のあべ弘士さんの絵です。


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