スターウォーズって見たことある? ブログネタ:スターウォーズって見たことある? 参加中
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観たことないす。
だって一番最初に公開された時って、今みたいに1回1回席を指定されるような映画館ってほとんどなくて(いや、全然なかったのかも)、人気映画はぎゅうぎゅう詰めの立ち見だったのよ。
昔から立つことが好きではないので、お小遣いに比して映画のチケットは高いということもあり、映画はあんまり観なかったな~。

でも人気作だったし、映画好きのともだち辺りからことごとくネタバレをされていたので、観なくても観た気になるくらいには内容を知っているのさ。
だから実は第1作だというのにエピソードが4であることも後日知ったのだ。
ネタバレはかまわないけどできれば順番に観たい。

エピソードは全部で9つあるということも、やっぱり後日知ることに。
だから全てが公開された後に一気に観たい。

そんなわけで、見るタイミングを逸してしまったわけですが、私の生きている間に全てが公開されることがあるのでしょうか。
今のうちに観ておいた方がいい?
それとも、今さらもう観る必要ない?
乙女のように悩み中。


本日の読書:月曜日の水玉模様 加納朋子

カバー裏より
『いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった―。丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。やがて二人は、身近に起こる不思議な事件を解明する<名探偵と助手>というもう一つの顔を持つように……。謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作短編ミステリー』

「普通」の毎日の中で起きるちょっとした不思議な事件。
謎が謎のままで残っているとモヤモヤする。
平凡なOLと自分では思っているかもしれないけれど、陶子の頭の回転の速さと観察力・行動力は結構たいしたもんだ。
そして萩くんの記憶力。
ふたりに共通する優しさ。
読後感がとてもいいのは、彼らの人柄のおかげだ。

だけどちょっと待って。
よ~く読んでみたら、結構刑事事件に該当する謎が「いい話」っぽく解決されてますよ。
右京さんなら許さないところだね。

陶子が少しずつ人間的に成長し、自分を捨てた母親と向き合えるまでになったこと。
大人の弱さを受け入れながら、人をまっすぐに見つめることが出来るところ。
成長小説としても読むことができる。
加納さんの小説って、好きだなあ。