
よっしゃ~!!
最近寝坊続きでたなくじが出来なかったけど、今週で取り戻す!
(`・ω・´)ゞ
昨日は寝て寝て寝て寝倒したせいか、今日の午前中はなかなか体が動かない。
エンジンがかからない。
脳内ラジオは懐かしのメロディー「気分は逆光線」のパワープレイ。
気だるい音楽がぴったりな気分だわ…と思ったけど、この曲夏の曲だったわ。てへ。
本日の読書:Think 夜に猫が身をひそめるところ 吉田音・著/坂本真典・写真
Amazonより
『猫には猫だけが行ける場所がある―空想ではなく推理。猫とホルンとビスケット。どこまでも謎の解けないミステリー・ノヴェル。』
ミルリトン探偵局シリーズの2の方から読んでしまったため、今さらながら知る事実が多々。
まずミルリトンというものの正体は、「この世で・いちばん・おいしい・お菓子!」らしい。
とはいうものの、この作者(?)、クラフト・エヴィング一族の言うことは、丸呑みに信じるわけにもいかないので、一応調べてみた。
そうしたら、この世で一番おいしいかはわかりませんが、実在するフランス菓子のようです。
ただし、フランスからも姿を消しつつある…らしい。
13歳の少女、吉田音が、本を読みたいときに行く図書館以外のもうひとつの場所。
お父さんの友達の円田さんの家。
見知らぬ本がみっしりと詰め込まれている円田さんの本棚。
でも、本より円田さんの話の方がめっぽう面白くて、結局いつも本のことを忘れてしまう。
そんな円田さんの家に住んでいるらしい考える黒猫(Think)が、夜の散歩から持ち帰ってくるものを前に、Thinkが夜どこへ出かけているのかを推理する。
それが「ミルリトン探偵局」
“謎は、シンクが運んでくる。
解ける謎でも、決して解かない。”
“分からないのがいいんです。分からないから、また考えるでしょう?(考え)だけは、どんなに狭いすき間でもするする抜けてゆきます。想像したり分かってしまったらそこで止りです。でも分からなければ、いつまでもどこまでも楽しめます。食べたことのないミルリトンみたいに”
こうやって始まった物語は、シンクの持ち帰ったものにまつわるパートと、著者の日常パートが交互に語られ、ぐるりと話が一回りした時に最初とは少しずれたところに着地する。
「つむじ」とか「うず」とか好きだよね。クラフト・エヴィング商會。
多分始まりと終わりがぴたりと重なる「円」ではなくて、ずれている「うず」だからこそ、話が動く、思考が流れる、ということだと思うのね。
決して完結することのない物語。
“なぜなら私は「驚き」を愛するからだ。「驚き」は、人が何かを知ってゆくたびに、ひとつずつ消されてゆく。子供のとき、世界のすべては「驚き」に充ちていた。何も知らなかったからだ。(中略)
知らなくていい。
知らない者、分からない者だけが、考える。
そして「考える者」だけが少しだけ前へ進める。そうではないか?”
シンクのパートと著者のパート、交互に追いかけるように語られてはいるものの、言っていることは同じだ。
つまりふりだしに戻っている。
ちょっとだけ違うふりだしに。
そして、ちょっとだけ違う未来に向かって一歩を踏み出す。
そうやってどこまでも歩き続けることが、大事なんじゃないかな。
ゴールすることじゃなくて。