2012年、アフリカ大陸、南米大陸、そしてカリブ海へと旅に出るナオト・インティライミをカメラが捉える。さらに、新アルバム作りに取り掛かった彼は、さまざまな思いや葛藤を乗り越え、世界の人たちや音楽に触発された曲を作り上げていく。そして7月と12月に行い、成功を収めたライブにもカメラは密着していく。

シネマトゥデイより


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ブログを始めて初めてできた友だち(と言っていいの?)が、ナオト・インティライミのファンなんです。
ライブに行くと言えば、無条件でナオト・インティライミのライブ。

正直それまでは知らない歌手でしたが、気にして聞いてみるとCMなどでなかなかハッピーな曲を歌っていることがわかりました。
紅白に出たこともありますね。

子どもの頃はサッカーをやっていて、川崎フロンターレの中村賢剛選手や女子サッカーの澤穂希選手といっしょだったことは知っていました。
知っていることと言ったらそのくらい。

映画を観たら、すごいですね、彼。
音楽とサッカーで、大抵の人と仲良くなれる。
軽々と「俺も入れて」って、仲間に入っていける。

音楽も、ジャンルを問わずなんでも柔軟に取り入れて、リズムに乗って歌い踊る。
南米の人たちは、それは音楽が好きですから、それだけでコミュニケーションがとれる。

言葉も使いますよ。
英語だったりスペイン語だったり。
でも、言葉がわからないアフリカでも、土地の人と同じ格好をし、同じものを飲み食いし、体調を崩したことを悔しがる。
もっと触れ合えるはずなのにって。

彼は風の人ですね。
軽やかに世界中を回り、笑顔で、サッカーで、何よりその音楽で、他人の心に触れ、人と人を繋ぎ、去っていく。

だけど音楽にかける気持ちはかなりのもの。
いろいろあって、今回が3度目のデビューとか。

旅を通じて友達になった大物歌手のステージに、立てるかもしれないとなったとき。
舞台監督は彼を絶対にステージにあげようとしない。
けれど彼はものすごく粘るのだ。
自分は歌手から直接一緒にステージに立とうと言われたのだから、と。

本当は「出来るかどうかわからないけど、まあ何とか一緒に立てるようにやってみるよ。ダメだったときはごめんよ」と言われたのだけど、絶対にステージに立つという気持ちで、バンドの人たちに譜面を配り、ステージ脇で待つナオト。
結局時間の関係でステージに立つことは出来なかったが、その悔しさをバネに次のチャンスに再びかける。

外国人相手だろうと、アウェーだろうと、曖昧な笑顔を浮かべて有耶無耶にすることなんかしない。
強かなまでにチャンスを狙い、物にするべく努力をする。

けれど、やっぱり彼は楽しそうなの。
歌っているときが、とにかく。

インティ=太陽
ライミ=祭り
という意味なんですって。名前の由来。

風の人で、太陽の人。
辛い思いをしたからこその、ハッピーな音楽。
なんだか元気になれる映画でした。