昨日の午後は、水戸の偕楽園に行ってきました。

本当はね、お昼ご飯目当てだったんです。
水戸には「黄門料理」というのがあります。
要予約のそのお店の、予約を忘れた10さん!
「俺、予約するって言った?」
言った!!

喧嘩してもしょうがないので、その辺をうろうろしてラーメン食べてから偕楽園へ。

偕楽園とは、水戸の藩校弘道館を勉学・修行の場、偕楽園を休息の場として互いに対をなす一体の施設として水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が設計した、と言われています。

江戸の末期に作られたということは、結構最近築かれたものなんですね。
鹿島神宮とは歴史が違う。

ところがナビの指示に従って走っていると、どうしても千波湖の駐車場の方へ誘導されてしまう。
そこも偕楽公園ではあるのですが、わたしたちが行きたいのは昔ながらの偕楽園。
千波湖の周りをぐるぐると3周した後、ようやく偕楽園に辿り着きました。


偕楽園手前の常磐神社





義烈館というのは黄門様こと徳川光圀(義公)と、斉昭(烈公)ゆかりの品々を展示している所





「知足」という言葉に反応してしまった。
足ることを知るのは、私のモットーでもあるので。





正岡子規の句碑







好文亭の3階から千波湖を望む。
好文亭とは斉昭自身が設計した建物で、ここで文墨雅人がよく集まり詩歌を作り書画を揮毫した。
また、大正天皇や昭和天皇が皇太子の時に立ち寄ったりもしているらしい。
とにかく素晴らしい建物で、回廊をぐるぐる歩きながらうっとり。





吐玉泉。
土地の高低を利用して、お茶用のきれいな水が噴き出すように設計してあるのだそうで。
このでっかいの、天然大理石なんですってよ、奥さん。





マンホールもきれい。





黄門様のライフワーク、「大日本史」編纂、完成の場所。
たしかに光圀伝でも湖のそばの建物で作業したと書いてあったわ。
完成は明治も後半になってから。ご苦労様でした。




車で移動したのに、やっぱり1万歩以上歩きました。
そして、ナビを見ながら帰ったのに、散々迷う。orz
ブロ友さんに「それは『ゾロ病』」と言われました。
イエーイ!!(ノ^^)八(^^ )ノ
これからは海賊狩りのマッピーと呼んでください。
(* ̄Oノ ̄*)



本日の読書:よちよち文藝部 久世番子

Amazonより
『文学初心者の番子さんを部長に、日本文学・文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶるよちよち文藝部、略して「よち文」の活動をエッセイ漫画に。太宰、漱石、中也、賢治、谷崎…といった超有名文豪とその作品の魅力や驚きのトリビアを、番子部長と担当部員が語り倒します! 「この文豪、結婚してたの!?」「主人公の名前がエロ老人!?」「れもんっていうよりバナナって顔よね~」などなど、学びながらも爆笑できる新しい文藝コミックエッセイです! 描き下ろし1コマも多数収録。』

札幌で、大手の本屋(紀伊国屋、三省堂)や、近所の本屋(文教堂、TSUTAYA)で探したけど、1冊も在庫が見つからず、川口の文教堂で見つけた本。
都会っていいなあ。

読みながら大笑い。

番子さんの切り口がすばらしい。

坊ちゃんのつぶやきを現代に移してブログで発表したら、とか、中原中也の黒目率とか、リア充の中島敦とか、散歩ばかりしていた梶井基次郎の「かぢい散歩」とか。

美人姉妹の美しい日本満載小説「細雪」が、最後やたらと下痢の話になっていたのは、私も気づいておりましたが、さすがに不特定多数の皆さんが読むであろうこのブログに書くのをためらいました。
が、番子さん容赦なし。しかも絵付きで指摘。
文豪という不治の病。(笑)

東京帝国大学卒業の秀才で 著者近影もきまってて “ぼんやりした不安”ゆえに 自ら死を選んだのに
「いまいちキャラが薄いんですよね…」の、芥川龍之介

しかし、番子さんは芥川龍之介の文章に注目する。
やたらと多い「…」
しかも晩年の作品になるにつれ、増えている。

“作家がぼんやりした不安のなかで書いたゆえ 句点の後に遺された「……」 そう ぼんやり私は思うのです”

茶化して笑って。
でもそこには番子さんの、文豪への愛がある。
読書の楽しみが溢れてる。
一生ついて行くわ、番子さん。