
先日秋田出身の人が帰省して、秋田のお土産をいくつかくれました。
そのなかに、これ。
ロイズのチーズクリスプ。
ロイズって、札幌のお菓子メーカーですよ。
主力商品は生チョコレート。
なのになぜ?秋田の人から?チーズ?
今まで隠していたわけではありませんが、私はかなりのチーズ好き。
ベスト・チージストと言っても過言ではありません。DAIGO、すまん。チージストは貰った。
いろんな疑問を胸にひとくちパクリ。
んま~い!
チーズ好きの皆さん、これはおいしいです。
ひと箱1400円はご自宅用としてはちとお高いですが、絶対買う!
そしてワインを飲む!
ところが、駅前のお土産屋さんなどを覗いても、これが売っていません。
チョコレートはあるんですよ。でも、これがない。
日々あちこちのお土産屋さんを捜し歩き、ついに今日、大丸の地下で見つけてきました。
じゃじゃ~ん。
明日、娘が休みなので、これ食べながらワイン飲もうっと。
…と思っていたのですが、開けちゃいましたね。箱。
封、切っちゃいましたね。
これはもう、食べるしかないな。もぐもぐ。(⌒¬⌒*)
本日の読書:夏の朝 本田昌子
Amazonより
『忘れないで。とてもたいせつなことなの。取り壊されるのを待つばかりとなった祖父が暮らした家。庭の蓮が花開くとき、時間を越え、少女はいつかの夏へと旅をする。第16回児童文学ファンタジー大賞佳作受賞作!』
装丁がすばらしい。美しい。
祖父が亡くなり取り壊されることになった家。
法事のあとその家に残り、家を片付ける叔母・佳乃を手伝うことにした莉子。
「あのつぼみの中には何が入っているか、ご存じ?」
祖父の家で蓮の花を見ながら、そう話す老女。
蓮の花が咲くときのポンという音を聴いてみたいと、早起きして庭の蓮を見に行くと…。
亡くなった母の少女時代。
祖父の少年時代。
時代を越えて繋がる優しい思い。
忘れないで。思い出して。
莉子の家族は、お父さんと弟の陸とお父さんの再婚相手の麻美(あさみ)ママ。
仲の良い家族で、何の問題もない。
でも莉子は思ってしまった。お母さんの場所が無くなっちゃう。
誰にも言えなかったその思いを、おじいちゃんだけはわかってくれていたような気がする。
誰にも言わなかった莉子の気持ちと、それでも母を思ってしまう莉子の気持ち。
どちらもおじいちゃんはきっとわかってくれていた。
おじいちゃんはいなくなり、家も取り壊されてしまうけど、莉子の手には確かな家族のつながりが。
今年の中学生の部課題図書。
少し書き足りない部分もあるけれど、人の想いが紡がれる優しく穏やかな物語。