今日は母の日でしたね。
2週間近く札幌にいた10さんと2泊3日の次男が、揃って帰って行きました。朝6時半。
これで娘とふたり暮らし。
急に寂しくなったような気がしますが、残された大量のごみと洗濯物が…。
娘が「じゃじゃ~ん!母の日おめでとう!」とお花をくれました。
おめでたいかどうかはさておき、お花は嬉しい。
すずらんが北海道らしい気がしますが、どうでしょう。

母の日に便乗して、自分で買ったケイトウ。
小さくてうじゃうじゃは苦手なのですが、この花はひとめぼれ。
コンビニで買いました。
ずいぶん乾いていたようで、家に帰って水をやるとぐんぐん沁み込んでいく辺りも愛おしい。

娘と晩ご飯をもぐもぐ食べながら、「花のある生活っていいね」
春になって、部屋も明るくなりました。
本日の読書:夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
カバー裏より
『「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出会い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性あふれる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!』
「有頂天家族」が面白かったので、積読山から発掘して読みました。
やはりこの人の文章は、音読しても楽しいです。
黒髪の乙女が歩く後ろを、先輩も歩く。
ただそれだけの話が、なぜこんなに楽しいのか。
後ろを歩いているはずなのに、理不尽な出来事が多々降りかかり、彼女を見失い、すれ違い、なんなら先回りまでしてしまうようなしなかったような。
これだけしつこく彼女を追いまわしていたら、ストーカーと思われてもしょうがないところだけど、そうはならないところが人徳なのかなんなのか。
立ち止まって考えてみるべきことは数あるけれど、立ち止まって考えてみれば、まあどっちでもいいかと思えてしまう、いい感じの気の抜けよう。
好きですわ~。
頭の中で展開されるドタバタ喜劇がなぜこんなにも愉快なのかと言えば、登場人物たちが悉く、至極真面目に行動しているから。
大仰な言葉遣いも、破天荒な振る舞いも、あり得ないほどのご都合主義的物語も、全て彼女の「奇遇ですねえ」の一言で日常に落とし込まれる。
こんな奇遇、あるわけないだろう!
と突っ込む私は、薄汚れた大人になっちまったのよ。
神さま、(心が)綺麗だったころの私に戻してください。
なむなむ。
彼女が読んできた本の中で、円地文子の「なまみこ物語」だけ未読でした。
しかも聞いたこともなければ、どんな物語なのか想像もできないタイトル。
非常に気になる一冊です。
何度も何度も吹きだしながら読んだこの本。
森見登美彦の本は、家で読むのに限ります。
あ~、楽しかった。
2週間近く札幌にいた10さんと2泊3日の次男が、揃って帰って行きました。朝6時半。
これで娘とふたり暮らし。
急に寂しくなったような気がしますが、残された大量のごみと洗濯物が…。
娘が「じゃじゃ~ん!母の日おめでとう!」とお花をくれました。
おめでたいかどうかはさておき、お花は嬉しい。
すずらんが北海道らしい気がしますが、どうでしょう。

母の日に便乗して、自分で買ったケイトウ。
小さくてうじゃうじゃは苦手なのですが、この花はひとめぼれ。
コンビニで買いました。
ずいぶん乾いていたようで、家に帰って水をやるとぐんぐん沁み込んでいく辺りも愛おしい。

娘と晩ご飯をもぐもぐ食べながら、「花のある生活っていいね」
春になって、部屋も明るくなりました。
本日の読書:夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦
カバー裏より
『「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出会い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性あふれる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作!』
「有頂天家族」が面白かったので、積読山から発掘して読みました。
やはりこの人の文章は、音読しても楽しいです。
黒髪の乙女が歩く後ろを、先輩も歩く。
ただそれだけの話が、なぜこんなに楽しいのか。
後ろを歩いているはずなのに、理不尽な出来事が多々降りかかり、彼女を見失い、すれ違い、なんなら先回りまでしてしまうようなしなかったような。
これだけしつこく彼女を追いまわしていたら、ストーカーと思われてもしょうがないところだけど、そうはならないところが人徳なのかなんなのか。
立ち止まって考えてみるべきことは数あるけれど、立ち止まって考えてみれば、まあどっちでもいいかと思えてしまう、いい感じの気の抜けよう。
好きですわ~。
頭の中で展開されるドタバタ喜劇がなぜこんなにも愉快なのかと言えば、登場人物たちが悉く、至極真面目に行動しているから。
大仰な言葉遣いも、破天荒な振る舞いも、あり得ないほどのご都合主義的物語も、全て彼女の「奇遇ですねえ」の一言で日常に落とし込まれる。
こんな奇遇、あるわけないだろう!
と突っ込む私は、薄汚れた大人になっちまったのよ。
神さま、(心が)綺麗だったころの私に戻してください。
なむなむ。
彼女が読んできた本の中で、円地文子の「なまみこ物語」だけ未読でした。
しかも聞いたこともなければ、どんな物語なのか想像もできないタイトル。
非常に気になる一冊です。
何度も何度も吹きだしながら読んだこの本。
森見登美彦の本は、家で読むのに限ります。
あ~、楽しかった。