「これから空港に向かいます。それから今日、なんとか君(アイドル)の誕生日です。」
お昼前に届いた、娘からのメールです。
これは、ケーキを買って来いと、そういうことなのか?
母ちゃんはそんなに、甘かねえぞ。コノヤロー。(*~▽~)デレデレ
リアル・チョッパーと呼んでください。
ケーキを買って、ビールも買って、いそいそと家で晩ご飯の支度をしていたら、再び娘からメールが。
「飛行機が遅れているので遅くなります。今日中に帰れないかもしれないから、寝てていいよ。」
えええ~!!
ちょっと調子にのるとすぐ反動があるのですな。
では、お先にお休みなさい。(-_-)zzz
っていう話じゃなくて、書きたかったのは「有頂天家族」ですよ。
観ましたよ、奥さん。アニメの方。
思った以上に原作に忠実でびっくりしました。
絵は、ちょっと私のイメージとは違っていたのですが、矢四郎の可愛らしさは、もう文句なしです。
ただ、セルアニメなので、どうしても毛玉感が薄いんですよね。
脳内イメージでは毛の一本一本をクリアに感じていたので、そこがちょっとね。
あとまあ、赤玉先生がもっとしおしおでよれよれでへぼへぼしていると思っていたのに、意外としゃっきりしておりましたな。
でもでも、京都の街並みとか、奥座敷の描写とか、アニメにしてくれてありがとう!!!と、どなたに申しあげたらよいのか存じませんが、とにかく感謝しています。
いやあ、楽しみ楽しみ。
来週も借りてこよう。
毛玉たちのコロコロ。かわいいよぅ。(*^_^*)
生き別れの兄さん、アニメを勧めてくださってありがとう。^m^
本日の読書:翻訳夜話 2 村上春樹 柴田元幸
Amazonより
『サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が、翻訳仲間の柴田元幸と共にその魅力、謎、すべてを語り尽くす。ホールデン少年が語りかける「君」とはいったい誰なのか?村上が小説の魔術(マジック)を明かせば、柴田はホールデン語で、アメリカ文学の流れのなかの『キャッチャー』を語ってのける。永遠の青春文学の怖さ、ほんとうの面白さがわかる決定版です。「幻の訳者解説」併録。』
同時代に生きている作家か、自分が特別に好きな作家の本しか翻訳してこなかった村上春樹。
サリンジャーを訳すという考えは、当初なかったそうなのだ。
そうか。サリンジャーはすでに古典になりかかっているのか。(サリンジャーが亡くなったのは2010年)
何人かの人に「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を訳さないんですか?と言われ、長く残る作品については複数の翻訳テキストがあってしかるべきとの持論もあり、野崎訳をも出版し続けることを条件に「キャッチャー~」を訳すことにしたのだそうだ。
時代の空気を伝える訳は、翻訳としての賞味期限が短くなってしまう。
しかし、時代の空気を無視して「ライ麦~」を訳すことはできないだろう。
そのバランスのとり具合が訳者のセンスであり、味なのだと思うし、だからこそ異なる翻訳者での作品の読み比べが楽しいのである。
村上春樹が訳した文章に誤謬がないか、そしてよりよい訳文がないかと柴田元幸と二人、2日間に渡ってみっちり物語を読み込み、討論をしたのだそうで、それを踏まえたうえでの今回の対談となっている。
言葉を訳すことと世界観を伝えること、サリンジャーについて、アメリカ文学について。
二人の話題は深くて広い。
「ライ麦~」を読んだことがない今の若者に向けて、当時の時代背景やサリンジャーの生き様、作品の解説を巻末に村上春樹が書いている。
それは本来、作品の後ろにつけるはずだったのだが、出版社とサリンジャーとの契約事項に「作品解説はつけない」というものがあったため、付けることができなかったのだ。
そういった諸々のことを含めて、副題が「サリンジャー戦記」となったのだな。きっと。
お昼前に届いた、娘からのメールです。
これは、ケーキを買って来いと、そういうことなのか?
母ちゃんはそんなに、甘かねえぞ。コノヤロー。(*~▽~)デレデレ
リアル・チョッパーと呼んでください。
ケーキを買って、ビールも買って、いそいそと家で晩ご飯の支度をしていたら、再び娘からメールが。
「飛行機が遅れているので遅くなります。今日中に帰れないかもしれないから、寝てていいよ。」
えええ~!!
ちょっと調子にのるとすぐ反動があるのですな。
では、お先にお休みなさい。(-_-)zzz
っていう話じゃなくて、書きたかったのは「有頂天家族」ですよ。
観ましたよ、奥さん。アニメの方。
思った以上に原作に忠実でびっくりしました。
絵は、ちょっと私のイメージとは違っていたのですが、矢四郎の可愛らしさは、もう文句なしです。
ただ、セルアニメなので、どうしても毛玉感が薄いんですよね。
脳内イメージでは毛の一本一本をクリアに感じていたので、そこがちょっとね。
あとまあ、赤玉先生がもっとしおしおでよれよれでへぼへぼしていると思っていたのに、意外としゃっきりしておりましたな。
でもでも、京都の街並みとか、奥座敷の描写とか、アニメにしてくれてありがとう!!!と、どなたに申しあげたらよいのか存じませんが、とにかく感謝しています。
いやあ、楽しみ楽しみ。
来週も借りてこよう。
毛玉たちのコロコロ。かわいいよぅ。(*^_^*)
生き別れの兄さん、アニメを勧めてくださってありがとう。^m^
本日の読書:翻訳夜話 2 村上春樹 柴田元幸
Amazonより
『サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が、翻訳仲間の柴田元幸と共にその魅力、謎、すべてを語り尽くす。ホールデン少年が語りかける「君」とはいったい誰なのか?村上が小説の魔術(マジック)を明かせば、柴田はホールデン語で、アメリカ文学の流れのなかの『キャッチャー』を語ってのける。永遠の青春文学の怖さ、ほんとうの面白さがわかる決定版です。「幻の訳者解説」併録。』
同時代に生きている作家か、自分が特別に好きな作家の本しか翻訳してこなかった村上春樹。
サリンジャーを訳すという考えは、当初なかったそうなのだ。
そうか。サリンジャーはすでに古典になりかかっているのか。(サリンジャーが亡くなったのは2010年)
何人かの人に「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を訳さないんですか?と言われ、長く残る作品については複数の翻訳テキストがあってしかるべきとの持論もあり、野崎訳をも出版し続けることを条件に「キャッチャー~」を訳すことにしたのだそうだ。
時代の空気を伝える訳は、翻訳としての賞味期限が短くなってしまう。
しかし、時代の空気を無視して「ライ麦~」を訳すことはできないだろう。
そのバランスのとり具合が訳者のセンスであり、味なのだと思うし、だからこそ異なる翻訳者での作品の読み比べが楽しいのである。
村上春樹が訳した文章に誤謬がないか、そしてよりよい訳文がないかと柴田元幸と二人、2日間に渡ってみっちり物語を読み込み、討論をしたのだそうで、それを踏まえたうえでの今回の対談となっている。
言葉を訳すことと世界観を伝えること、サリンジャーについて、アメリカ文学について。
二人の話題は深くて広い。
「ライ麦~」を読んだことがない今の若者に向けて、当時の時代背景やサリンジャーの生き様、作品の解説を巻末に村上春樹が書いている。
それは本来、作品の後ろにつけるはずだったのだが、出版社とサリンジャーとの契約事項に「作品解説はつけない」というものがあったため、付けることができなかったのだ。
そういった諸々のことを含めて、副題が「サリンジャー戦記」となったのだな。きっと。