先週次男からメールが届きました。
「神木隆之介君に似てるって言われました。女友だちから。(笑)」
な、なに~!
メロス母は激怒した。
「バカかあんたは!神木君に失礼だろう!神木君に謝れ!」
もうね、彼が3歳くらいの頃から彼のファン。
中居くんの子ども役をやっていたときね。
「尊敬する人は?」「SMAPの中居くん」
できた子や~。(゚ーÅ)
怒りに任せて10さんに告げ口しましたよ。
あなたの息子は調子にのっています、と。
そうしたら2~3日後に10さんから電話が来ました。
「「学校のカイダン」を見たんだけどね、似てるよ、結構。」
10さん、あなたもですか…。
とんだ勘違い親子だぜ。┐( ̄ヘ ̄)┌
似てると言っても、眼鏡をかけた時の松田龍平君に長男が似ているというほどではあるまい?
「いやいや、長男=龍平ラインより似てるって。」
そんなばかな!
「バカじゃないって」
ひとしきり言い合って冷静になる二人。
これって、親ばかじゃなくてバカ親だよね。
そうそう、わしら二人の子がイケメンのわけないじゃん。
だよね~。(*^o^)乂(^-^*)
…
いい夢見させていただきました。(。-人-。)
本日の読書:ハーフ 草野たき
Amasonより
『もう、いい加減、わかってくれないかなぁ。もうぼくは、父さんにつきあえるほど、こどもでもなければ、おとなでもないんだ…。ぼくはかわいそうじゃない、かわいそうじゃない、かわいそうじゃない。―そう何度もつぶやいてみる。父一人、子一人、母一ぴき、おかしな家族の再生物語。』
主人公真治は小学校6年生。
父一人、子一人、母一匹で暮らしている。
母の名前はヨウコ。茶色い毛並みのきれいな、犬。
容子は母だが家のことはできないので、父が全部完璧にやっている。
真治はヨウコが本当の母ではないことを知ってはいるが、父が容子を自分の妻だと思っているのなら、それでいいかと思ったり、でも人前でそれを披露するのはやめてほしいと思っていたり。
3人の仲が完璧だったころ。
父は母を愛し、母は父を愛し、そんな両親を見て真治は幸せだったころ。
それでも不安の種はあったのだ。
父は母を愛しすぎてはいないか。
もう少し自分に愛情を注いでくれてもいいのでは。
真治が少し大きくなり、ヨウコが本当の母ではないと気づいたころ。
父さんにつきあえるほど、こどもでもなければ、おとなでもないころ。
家族のバランスが崩れたとき。
ヨウコを母だという父さんは少しおかしいのではないかと思い、そんな父さんに気を使っている自分は不憫だと思い、本当の母親の行方を知りたいと思う真治の、心のタガが外れる。
我慢してたんだ。
ずっと我慢してたんだ。
犬より僕を大事にしてよ。
本当のお母さん、帰ってきてよ。
“ぼくはかわいそうじゃない、
ぼくはかわいそうじゃない、
ぼくはかわいそうじゃない。―そう何度もつぶやいてみる。”
我慢してたんだ。
だって父さんのこと大好きだから。
子どもは大好きな親のためなら、自分の心を殺しても我慢が出来てしまうから。
真治のことを好きだという、男勝りのクラスメート三浦の存在。
ついに明かされてしまった本当の母親の辛い真実。
ぼろぼろになりながらも、自分の足で立って新しい一歩を踏み出そうとする真治。
そして、父さんも。
もう無邪気な子どものふりをしなくていい。
本来の自分で父さんやおばさんと向き合う真治は、もういじけてなんかいない。
重たい内容なのに読後感が爽やか。
簡潔な文章なのに複雑な心。
とっても良質な児童文学。
「神木隆之介君に似てるって言われました。女友だちから。(笑)」
な、なに~!
「バカかあんたは!神木君に失礼だろう!神木君に謝れ!」
もうね、彼が3歳くらいの頃から彼のファン。
中居くんの子ども役をやっていたときね。
「尊敬する人は?」「SMAPの中居くん」
できた子や~。(゚ーÅ)
怒りに任せて10さんに告げ口しましたよ。
あなたの息子は調子にのっています、と。
そうしたら2~3日後に10さんから電話が来ました。
「「学校のカイダン」を見たんだけどね、似てるよ、結構。」
10さん、あなたもですか…。
とんだ勘違い親子だぜ。┐( ̄ヘ ̄)┌
似てると言っても、眼鏡をかけた時の松田龍平君に長男が似ているというほどではあるまい?
「いやいや、長男=龍平ラインより似てるって。」
そんなばかな!
「バカじゃないって」
ひとしきり言い合って冷静になる二人。
これって、親ばかじゃなくてバカ親だよね。
そうそう、わしら二人の子がイケメンのわけないじゃん。
だよね~。(*^o^)乂(^-^*)
…
いい夢見させていただきました。(。-人-。)
本日の読書:ハーフ 草野たき
Amasonより
『もう、いい加減、わかってくれないかなぁ。もうぼくは、父さんにつきあえるほど、こどもでもなければ、おとなでもないんだ…。ぼくはかわいそうじゃない、かわいそうじゃない、かわいそうじゃない。―そう何度もつぶやいてみる。父一人、子一人、母一ぴき、おかしな家族の再生物語。』
主人公真治は小学校6年生。
父一人、子一人、母一匹で暮らしている。
母の名前はヨウコ。茶色い毛並みのきれいな、犬。
容子は母だが家のことはできないので、父が全部完璧にやっている。
真治はヨウコが本当の母ではないことを知ってはいるが、父が容子を自分の妻だと思っているのなら、それでいいかと思ったり、でも人前でそれを披露するのはやめてほしいと思っていたり。
3人の仲が完璧だったころ。
父は母を愛し、母は父を愛し、そんな両親を見て真治は幸せだったころ。
それでも不安の種はあったのだ。
父は母を愛しすぎてはいないか。
もう少し自分に愛情を注いでくれてもいいのでは。
真治が少し大きくなり、ヨウコが本当の母ではないと気づいたころ。
父さんにつきあえるほど、こどもでもなければ、おとなでもないころ。
家族のバランスが崩れたとき。
ヨウコを母だという父さんは少しおかしいのではないかと思い、そんな父さんに気を使っている自分は不憫だと思い、本当の母親の行方を知りたいと思う真治の、心のタガが外れる。
我慢してたんだ。
ずっと我慢してたんだ。
犬より僕を大事にしてよ。
本当のお母さん、帰ってきてよ。
“ぼくはかわいそうじゃない、
ぼくはかわいそうじゃない、
ぼくはかわいそうじゃない。―そう何度もつぶやいてみる。”
我慢してたんだ。
だって父さんのこと大好きだから。
子どもは大好きな親のためなら、自分の心を殺しても我慢が出来てしまうから。
真治のことを好きだという、男勝りのクラスメート三浦の存在。
ついに明かされてしまった本当の母親の辛い真実。
ぼろぼろになりながらも、自分の足で立って新しい一歩を踏み出そうとする真治。
そして、父さんも。
もう無邪気な子どものふりをしなくていい。
本来の自分で父さんやおばさんと向き合う真治は、もういじけてなんかいない。
重たい内容なのに読後感が爽やか。
簡潔な文章なのに複雑な心。
とっても良質な児童文学。