すべてをＦにする？

寒いと噂の本州に上陸した時、思わず「暖か～い」と言ってしまいました。
多分札幌の最高気温より東京の最低気温の方が上です。
札幌は今晩みぞれが降るとか降らないとか。
出張の挨拶に行った時に部長から「帰りの飛行機が雪で飛ばないなんてことにならないといいねえ」と言われたくらい。

飛ばないと困りますよ。
私引き続き釧路や帯広に出張ですから。
切符もう買っちゃってますから。

そして、今日から始まる森博嗣原作のドラマ「すべてがＦになる」
見ない気満々で録画予約はしたものの、そのまま消去するつもりでした。
が、出演者を見ると戸次重幸の名前が…。
シゲ出るのか。じゃあ、見なくちゃなあ。

で、見ましたけれども、感想は割愛。

この小説を読んだとき、ものすごく興奮しました。
で、当時期間限定で公開していたネット上の日記を、毎日何度も食い入るように読んだものです。
彼の思考の道筋、言葉の定義、論理の展開。
全てが刺激的でした。

長男が高校生だった時、ちょっと提案してみました。
「名古屋大受験しない？」
「なんで？」
「森博嗣が助教授なんです。」
「無理。」
「ち…。」(-_-;)

期間限定の作家稼業で、本来ならもう新作は書いていないはずなのに、未だに新作が出ていますね。
でも、私が好きなのは、彼が書きたくて書いている作品群ではなくて、売れ筋を狙って書いていたＳ＆Ｍシリーズや幻冬舎から出ているエッセイ。
あの当時の私があの当時の森博嗣に出会えたことの妙。

どなたかが異常に気になるポイントでも教えてくださったら見るかもですが、やっぱりドラマは見ないと思います。

普段はドラマと小説は別物よ、と割り切っている私ですが、森博嗣は別格なのです。