内容紹介:ヨーロッパ各地の一流レストランを舞台に起こる、奇抜な連続殺人の犯人は?
何度観ても味わい深い、滋味に富む謎解きコメディ!
ロンドン、ヴェネツィア、パリで、世界的に著名なシェフたちが、次々に得意料理の調理法を使って殺害されてゆく。彼らの得意料理は、小鳩の包み焼き、ロブスターのカルチョフィ添え、プレスド・ダック……一体誰が、何の目的でこの連続殺人に手を染めているのか?
一方、ヨーロッパ全土にオムレツ・チェーン店を作ろうと画策中の中年男ロビーが、離婚した妻ナターシャとよりを戻そうと目論んでもいた。しかしこのナターシャこそが、「世界の料理長ベスト4」の四人目だった……。
原作は、夫婦でミステリを共作するナン&アイヴァン・ライアンズが1976年に発表した同名小説。洒落た犯罪喜劇の名作『シャレード』(63)を手がけたことで知られるピーター・ストーンが、この小説を映画用脚本に翻案した。監督は、カナダ出身の職人テッド・コッチェフ。音楽は同じく『シャレード』を手がけたメロディ・メイカー、ヘンリー・マンシーニが担当。実際にヨーロッパ各地の有名レストランでロケ撮影が敢行された。 “ヌーヴェル・キュイシーヌ”の旗手としても知られたフランスの超一流シェフ。ポール・ボキューズが監修を担当している。
 ジョージ・シーガルとジャクリーン・ビセット、ロバート・モーリー、フィリップ・ノワレら、米・英・仏・伊の名優たちが顔を揃えて優雅な演技合戦を披露する、甘くてピリリと辛い美食ロマンティック・ミステリ喜劇。

映画が始まると、1分も経たないうちに
「この映画って、○○が犯人のやつだよね。」と10さん。
「なんで○○が犯人なの?」
「××の理由でさ。」
「へ~、そうなんだ。」

この映画はコメディ映画ではありますが、ミステリィ映画でもあります。
なのに、犯行すら行われる前に私は犯人も動機も知ってしまったのでした。

いや、いいんです。私、ネタバレOKなので。
逆に安心して、細かい描写に手抜かりがないかチェックしておりましたよ。

まず、ケーキが…ケーキが…徹底的においしそうではない。
当時はあれがおいしそうなケーキだったのでしょうか。
今見ると、一つも食欲をそそりません。

そして、魚介の食材もおいしそうではない。
グルメ部分は封印して、純粋にミステリィ映画として目を光らせることにしました。

そして、イギリスとアメリカの違いがキモになっている部分には気がつきました。
中学生の時、英語の授業で習ったので。

ジャクリーン・ビセットはかわいかったです。
犯人の影におびえている彼女に、犯人を教えてあげたくてしょうがなかった。

でもでも、違ったんです。犯人が。10さんの言ってた人と。
10さん、途中で真犯人を思い出したそうなんですけど、「ま、いっか。」と黙っていたらしい。

犯人を知らなかったら、私ももう少し犯人を捜す目でこの映画を見たよ。
というか、それがこの映画の正しい見方やろ。
ネタバレされちゃったから、やむなく、犯人捜しをしない方向で見ていたのに、ミスリードだったとは!
信用できない語り手が、まさか我が家にいたとは!

すごく面白く見ていたのに、見終わってからの反カタルシス、ハンパない。