以前舞台でミュージカル「マンマ・ミーア」を見たのですが、そうブログに書きましたところ「映画が素晴らしいですよ。」と、教えていただきました。

しかし私のTSUTAYAカードが、10さんのズボンのポケットに入ったままクリーニングされてしまい、1年以上行方不明になってしまったので映画を見ることなく過ごしていましたが、やっとこのたびDVDを借りて見ることができました。


10さんがドヤ顔して私に言います。

「ソフィー役の人、レ・ミゼラブルに出てるよね。気がついてた?」

自慢じゃないが、人の顔を覚えられない私。気づくわけありません。

ましてや国も時代も変えて出てくるなんて、思いもしませんでした。

「誰の役?」

「ほら、あの…大体わかるでしょ。」


大体っていうか、わかったけど、ここはどうしても10さんに言わせたいところ。

「あ…エポニーヌか。」

「違う。ほら…ジャン・バルジャンの…。」

「誰?」

「ゼ…ゼッ…ロゼッタ!」


残念、正解はコゼット。ゼッしか合ってないよ。

数年後にもう一度聞いたら、ちゃんと言えるかな?

もしかして「…ゼットン!」とか言ったりして。


ジャン・バルジャンの娘、ゼットンだったとしたら、ジゃベールを踏みつけて一瞬で大団円だな。

説明しよう。

ゼットンとは、ウルトラマンをすら倒す、史上最強の怪獣なのだ。


世間を敵に回すかもしれないから大きな声では言えないんだけどさ、「レ・ミゼラブル」のジャベールとか「半沢直樹」の黒崎とか、悪いことしてないよね。なんか悪役の扱いっぽいけど。

強いて言えば、融通きかないのが悪いこと?

だって、公務員なんだもの、融通きかなくてもしょうがないじゃない。

法律を無視して臨機応変に対処しても怒られない公務員なんて、大岡越前とか長谷川平蔵くらいしかいないっしょ。


本日の読書:橋のない川 五 住井すゑ


カバー裏より

『大正11年3月、全国水平社は結成された。故なき差別に泣かされてきた多くの人々は、これを拠点に力強く立ち上る。しかし、ふるい因習と偏見はなお、かたくなに厚い壁をめぐらして人々を寄せつけまいとする。抑圧と抵抗の激しい騒ぎのなかで、孝二ら小森の青年7人は獄舎に送りこまれる。だが、真実と正義を求める人々の声は消えることなく、燎原の火のように各地にひろまってゆく。』


偏見と教育と宣伝。

これらのために差別がなくならない。

それでも、差別から解放されようという流れは止められない。仲間を増やして全国に広がっていく。


とはいえ、平成の世に生きる私は、それがどのように現在につながっているのか知っているので、読んでいるのがだんだん苦しくなってきた。

変わらず、貧しい中でもすっきりとまっすぐに立ち、笑顔と思いやりを忘れない孝二たち。


孝二の、まちえへの想いはどうなるの?そこまで世の中は変わる?

そして、関東大震災のシーンでこの巻は終わる。