年末年始に帰省した娘に「何か送ってほしいものある?」って聞いたら、「インスタントラーメン。」と言われたので、今日いろいろ買い込んできました。
もちろんラーメンだけではなくて、みそとか、カップスープとか、レトルトのカレーとか。
自炊はしていても、毎日時間をかけてご飯を作れるわけでもないと思うので。
ついでに長男にも、大学からなんかいろいろ郵便が来ていたので、ついでにコーヒーとか、チョコレートとか、ドライフルーツとか、魚肉ソーセージとか…。
会社の寮では自炊できないので、ちょこっとつまめるものを。
カップラーメンの残った汁とかは、部屋のトイレに流さないとダメなんだって。なんかそれが私的に我慢できなくて、早く退寮しないかなあと思っているんだけど、大きなお風呂にのんびり入れるという魅力はなかなか捨てがたいらしい。
以前茨城県に住んでいた時、実家からたまに野菜や魚を送ってもらっていました。
ジャガイモは北海道のがやっぱりおいしいけど、他の野菜は結構地元の農家さんから買った方が味が濃くておいしかったんですけどね。
魚は断然北海道の魚がおいしいと思っていました。
娘が、「魚は北海道に帰ってきたときに食べる。向こうでは食べない。」というのを聞いたとき、つい、「関東近くで取れるおいしい魚もあると思うから、捜して食べてごらんよ。」と言ってしまった。
サヨリとかカワハギ。茨城にいた時はメヒカリも珍しいと思っておいしく食べました。
アオヤギも北海道では見かけない貝なんですよね。トコブシとかも。
せっかく家から遠く離れているのだから、その地でおいしいものを食べなければ損だよね。
アオヤギ、食べたいなあ。
本日の読書:神々の山嶺 下 夢枕獏
カバー裏より
『その男、羽生丈二。伝説の単独登攀者にして、死なせたパートナーへの罪障感に苦しむ男。羽生が目指しているのは、前人未到のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂だった。生物の生存を許さぬ8000メートルを越える高所での吐息も凍る登攀が開始される。人はなぜ、山に登るのか?永遠のテーマに、いま答えが提示される。柴田錬三郎賞に輝いた山岳小説の新たなる古典!』
すっごい堪能しました!
もう、もう、素晴らしい!!
私が考えた落としどころより、はるかに高いところに落としてくれました。8000メートル級?
そのことによって、この物語が、羽生丈二という山に魅入られた一人の男の話から、人が生きるというのはどういうことかという、普遍のテーマを持った物語に変わったのである。
羽生丈二の手記。
意識がもうろうとして文章の体をなしていないところもある、ひらがな多用のその文章が、なぜこんなに心を打つのでしょう。
とことんまで自分を甘やかさない、恐怖に押しつぶされそうになりながらも、決して自分を許しはしない、心の内。
不器用で誤解を受けやすく、まっすぐで妥協を許さず、けれどその壮絶な生きざまで人を捉えて離さない男。
そんな羽生丈二の姿を見て、変わる深町誠。
自分の限界を知り、認められたい野心はあるけれども、ギリギリのところで前に進まずあきらめ続けた男。
そんな深町が、変わった。
最後の章、凍りつくような寒さの中で、死力を尽くした結果生きることをあきらめかけた深町の前に姿を現したもの。
もう、もう、息をするのも忘れて読みました。
ああ、あれはここに、これはそこにつながる物語だったのだなあと、そのスケールの大きな構成にも打ちのめされる。
今晩は絶対エヴェレスト登山の夢を見ちゃうよ。やだなあ。←おい!