週に1本はDVDを借りて、映画を見ようと思いました。


なんで?

ここ2~3年、映画館に映画を見に行く機会が増えたのですが、どうも映画の見方がよく分からないのです。

本を読むようには、心の中に入っていかない場合が多い。


ブログに感想を書いていない映画も結構あるのですよ。

上映中の映画の場合、あまりマイナス評価をするのもこれから楽しみにしている人のことを考えるとできませんし。そのマイナス評価の正当性に自信もありませんし。


本だと、辛口評価をしても、今まで自分が読んできたたくさんの本たちが後ろ盾になってくれるのですが、映画の場合、私の理解の方が間違っていることもあると思うくらいに自信がないのです。

自信を持って感想を述べられる程度には、映画を読めるようになりたいと思いました。


しかし監督、俳優陣、その他の製作スタッフと、関わる人の多さもあり、演出の手法とか、技術のすごさとか、鑑賞するポイントが多いのも、手こずっている原因で。

うーん、まいったなあ。とか思っている間に、たくさん見ちゃえ、と、そういうわけです。


とりあえず最初の1本


『夢売るふたり』西川美和監督

あらすじ: 東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始め……。


いきなり難しい映画を選んでしまいました。そうそう、映画のチョイスも自信ないのだ。

でも以前見た西川監督の「ゆれる」が良かったので。


結婚詐欺などしてハッピーエンドで終わるわけないと思い、落としどころを考えながら見ていたので、包丁のくだりからはドキドキしすぎて「もうやだ。」と口走ってしまいました。


最初は同じ夢を見ていたはずなのに、段々見ているものがずれていく感じとか、お互いに結婚詐欺を続けることに迷いを感じながらも後戻りできない感じとかが、二人が視線を交わさなくなることによって表現されていました。

「ちゃんと目を見て話をしろよ。」と念じていても、二人の心の距離は広がるばかり。


でも、お互いのことを大事に思っていることはわかるのよ。


最後、二人の道は離れているようにも修復できそうにも思えるけれど、どちらを選択するにしてもきちんと二人で向き合ってほしいと思うのでした。