我が家の餅大魔王が帰省しないことになったので、お正月のお餅をどうしようか思案中。

長男、娘は勧められれば食べる程度なので、いっそのこと勧めないで、お餅はなしということにしようかと。


子どもたちが小さいころは、保育園や学童保育で、ぺったんぺったんお餅つきをする機会もありました。

ホームベーカリーでお餅を作ったこともありますが、やはり伸びが違う。

しかもお手軽すぎる。


そんなわけで、家の中でお餅つきをしたこともありました。


下の家に迷惑がかからないように座布団を用意し、その上に畳んだバスタオルを乗せて、こね鉢をおきます。

蒸したもち米をこね鉢にいれたら、お湯を入れた500mlのペットボトルで、ぺったんぺったんお餅をつきます。

ちょっと見お餅みたいになっても騙されず、もうしばらくつき続けて、適当なところで出来上がり。


これをお雑煮に入れて食べると、なんということでしょう…!!!


口の中に入れるとほろほろと溶けて、どんな人でも喉つまりすることはありません。

というか、これはもう、お餅ではない何かです。

それでも自分たちで作ったお餅ですから、「おいしい」「おいしい」と子どもたちは大変ご満悦でした。


最初はすりこ木でついたんですよ。

お餅に接する面が小さいので、弱い力でもそこそこいい感じでつけるんですが、何しろいっぺんにつける面積も小さいので、延々つき続けなければならない。

もち米が冷めてしまいかねないので、これは最初の方で10さんがやる作業として、子どもたちにはお湯を入れたペットボトルでついてもらいました。


お湯を入れるのは、つく力を強くするためと、もち米を冷まさないためなので、ぬるくなってきたなと思ったら熱めのお湯に替える必要があります。

また、段々ペットボトルに餅もどきがくっついてきますので、ペットボトルをお湯で濡らしながらつく必要があります。


ただ、ペットボトルは水分を吸わないので、お餅がべちゃべちゃになります。これが口どけほろほろのお餅になってしまった原因です。


できますればホームセンターで適当な太さの角材を買ってきて、ボウリングのピンみたいな杵を作るとよいのではないかと思います。やっぱり木製にはかないませんから。

座ってぺったんぺったんなので、いわゆる普通の杵の形だと、うまく杵に体重を乗せるのが難しいです。


お正月に家族がそろった時にでも、お雑煮のだしを取っている間にお餅つきをしてみてはいかがでしょう?

何回も失敗して、試行錯誤を繰り返して作ったお餅は、どんなものでもおいしく食べれますよ。


あ、お雑煮としてはあれでしたが、黄な粉餅としては大変GOODでした。

大根おろしや納豆などと絡めて食べるのもよしです。

鏡餅は不可能でした。あはははは。

だって、みろろ~んってつぶれて広がっちゃうんだもの。