先ほど、一週間分の生活費をおろしに行って来ました。もはや給料日までが厳しい…。
しかし、食べずに生きていけるほど人生は甘くないので、しぶしぶお買いもの。
「872円です。」と店員さんに言われ、1075円出しました。
数学どころか算数レベルで躓いている私は、当然お釣りの計算などするわけもなく、もらった小銭をお財布にしまおうとしました。200円と5円。
「ん…?」
何か違和感。
5円玉を使ってお支払いをしたのに、お釣りに5円玉?
何か違和感。でも、まあ、そんなこともあるかも。
あるのか?
念のためにレシートを見ると、現金1076円となっている。
ほら、やっぱり間違ってるじゃん!
「ん…?」
何か違和感。
お釣り204円とレシートに書いてある。
204円?
じゃあ、この5円玉は?
いやいや、違うって。
だって私払ったの1075円だもん。
あー、なんでこんなめんどくさいことに。
私、試されているのか?
だとしたら何を?
人間性?計算力?
しょうがないので列の後ろに並びなおして、5円を3円に替えてもらいましたが、合ってますか?
お願いだから、人間性はともかく計算力は試さないで。
本日の読書:歪笑小説 東野圭吾
カバー裏より
『新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭……俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身辺は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載!小説業界の内幕を描く連続ドラマ。とっておきの文庫オリジナル。』
連作短編の群像劇です。
以前より毒は少なくなったような気がしますが、それでも、こんなに書いちゃっていいの?と思ってしまうような業界の内幕が、ポンポン飛び出してきます。
私は小説誌を買った時には、お目当ての作品以外も全部読みますけれど、そうか、みんなそんなに読んでないんだ…。とか。
文学賞創設の裏側には、こんな思惑が…。とか。
それこそ、描き下ろしでも十分やっていける東野さんだからこそ書ける小説なのでしょう。
最初の方は、個性の強い登場人物たちに、ちょっと引き気味で読んでいましたが、最後まで読むとどの人もみな愛すべき人物のように思えてしまいました。冷静に読み返すと、やっぱり変でしょ、みんな。
読み終わった時なんか、ついうっかりあたたかい気持ちになったりなんかして、すっかり作者の計算通りにやられてしまいました。
そして巻末の広告。
これすらも作品のうちでした。
真面目に作られているからこそ、笑えてしょうがなかったです。
一冊丸ごと作品ということで、大変面白かったです。
電子書籍には巻末広告ってあるのでしょうか?
もしないのでしたら、この作品は紙媒体の本でお楽しみください。