昨日、夜の11時過ぎに根室から帰ってきた10さん、今朝は5時前に留萌へと出張です。

いやはや大変。私もね。


寝たのが1時過ぎなのに、あまりの強風で2時頃に目が覚めてしまったりで、よく眠れませんでした。

朝は何とか出勤したものの、昼食後が眠くて眠くて。

でも、いつ雪が降るかとわくわく窓の外を気にしていたら、何とか夕方まで持ちました。


そう、とうとう街中にも初雪が降りました。

風が強いので、気温以上に寒いです。

なので今晩は鱈の粗汁がメインでした。姫たらを焼いて、頂き物の京都のしば漬けで晩ご飯。質素でしょ?しかも鱈が被っているし。


鱈は、魚へんに雪と書くのだから、今日は鱈尽くしでいいのだよ。

ドカ雪でなければ、雪は好きです。

ひらひらと降ってくる雪を見ているだけで、なんだか心がほっこりします。逆説的ですが。


娘は小学校6年間の一番の思い出が、雪。

春先に、除雪して積み上げられた雪の上を歩いていて、ずぽっと埋まって身動き取れなくなったのを、近所の中学生のお姉さんに掘り出してもらったことだそうです。

修学旅行でも、運動会でもなく、そういうことが一番の思い出。

彼女のそういう感性がすごく好きなんですよね。本人に言うと嫌がりますけど。


私は、小学校の下校の時、吹雪で前も後ろも右も左も全く見えなくなったことがあります。

白い闇に取り囲まれました。

デビルマンの世界だなと思ったのを今でも覚えています。

時々雪は怖いし、とても厄介にもなるけれど、でもまあ北海道に住んでいる限り、雪と仲良く暮らさなくてはね。


本日の読書:幽霊刑事(デカ) 有栖川有栖


Amazonより

『警察官射殺事件。フィアンセを残して俺は死んだ…はずが、幽霊に!しかも、犯人の上司は密室状況で何者かに殺されて…?有栖川有栖が描き切るミステリーとラブストーリーの協奏曲。かつてこれほどまでに哀切きわまる「本格」があっただろうか!2001年度本格ミステリ・ベスト10ランクインの傑作。』


赤川次郎の作品と間違えそうなタイトル。しかもユーモアミステリー。さらには本格。

面白かったです。


比喩ではなくて、本当に主人公は幽霊なってしまった刑事です。けれど、幽霊になってしまったがための悲喜劇が、からりとしていて読みやすい。

本当は100%の悲劇でいいはずなのに、なんとなく笑えてしまうのは、作者の計算と思われます。

とても細やかな気を使った文章です。


多分それは本格推理小説を書く上で、過不足のないヒントの提示を、うまいこと分からないように書かねばならないところからきているのでしょう。

一見突拍子もない設定ですが、物語上の破たんがありません。ヒントは割と早くから物語に組み込まれているし、ミスリードも狂言回しもきいている。


それでいて、軽やかでとても読みやすい文章。

本当は赤川次郎の作品ですと言われたら、信じてしまいそうなほど。

きちんと計算されていて手が込んでいるのに、そうは感じさせない上質のミステリー。堪能しました。