昨日、サッカー少年団時代のママ友さんからお電話がありました。当時お世話になったコーチの、還暦のお祝いの件で。


私が少年団の会長だった時、彼がコーチの筆頭で、二人で毎月指導者会議に通ったものです…というか、車で送り迎えしてもらっていました。


そうか…あれからもう10年にもなるのか…。早いなあ。


当時の連絡網はFAXでした。携帯を持っている人はまだ少なく、大体どこの家にもFAX付き電話があったのです。

今だとたぶんスマホなんでしょうね。LINEでパーッと一斉送信。


私は携帯を買ったのも遅い方なので論外ですが、当時は携帯を持っている人もメールを打つのに一苦労で、だからといってパソコンメールができる人もそう多くはなく、FAXが一番手っ取り早かったのです。


近所の友達とも、長電話するのはお金がもったいないからといって、FAXで文通。一時間に3~4回もやり取りしていたら、双方の家族から「長電話していいよ!」とキレられたものです。

しょうがないので、中間地点のコンビニ前で立ち話に切り替えしたりして。

どちらかの家でフクロウを飼って、フクロウ便で文通したいものだねえ、なんて言っていたのも今は昔。普通に携帯またはスマホでメールしていますし、いつでもつながると思うと、あまりメールもしなくなりました。


うちの電話はFAXもメールもできるのですが、近ごろとんと出番がないので、壊れたら通話オンリーの電話に買い替えようと思っています。

固定電話もほとんど使っていないのですが、実家と長電話することがあるのでやはり失くすわけにはいかない。

今、家庭用FAXの需要ってどのくらいあるのかなあ。


あ、子どもたちが中高生のころは有効活用していましたね。宿題やプリントを学校に忘れてきたら、友達にFAXしてもらう。テスト前に進学塾に行っている友達から、予想問題を送ってもらう、など。


そうそう、10年前はテレビの上にいたFAXでしたが、今の薄型テレビの上に乗ることはできず、ただ今床に直置きとなっています。やっぱり固定電話邪魔だわ~。


本日の読書:サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 村上春樹


Amazonより

『男がオムレツを作るとき、どんな風景がいちばんふさわしいでしょう?おたくの猫には、音楽の好き嫌いがあると思いますか?村上春樹さんは占い師として、はたして大成したでしょうか?最新のムラカミ情報満載の「村上ラヂオ」第三作。』


村上春樹はバリバリの文系で、森博嗣はバリバリの理系作家だというのに、どうしてだろう、物事のとらえ方というか、物を見る角度が極めて似ているような気がする。


みんなが同じ方を向いている時に、一人だけ少しずれる。その少しのずれから、今見えているものは、そのものの全てではないことを教えてくれる。それは、私にはとても心地のいいことなので、だからたぶん私は村上春樹のことを好きなんだと思う。いつから好きになったのかは自分でもわからんが。


自分の好きなスタイルを知っていて、人からどう思われようとも生きたいように生きる。そういうスタイルは安易にまねしたらいかん。自分で見つけなくては。


この中の一文、「忘れられない、覚えられない」を読んでいて思い出したこと。


子どもたちが小さいころ、茨城県から年1回ペースで北海道の実家に帰省していました。

3歳の娘に一年ぶりに会った父。

「おじいちゃんだよ。覚えていたかい?」

娘「忘れた~。」

ついでに次男「ぼくも忘れた~。」


これを聞いた父が2歳の次男に

「お前は忘れたんじゃなくて、最初から覚えきらんかったんだろう。(笑)」


そう!そうなの!

さすが父。一年に1回しか会っていなくても、自分の孫のことはよく分かるのね。


次男は忘れない子なのよ。ただ、覚えないの。覚えたことは忘れないんですけどね。頭が覚えないの。心が感じたことしか覚えないので、極めて学業に不向きなのよ。こんな小さい時からそれをわかっていただいて、大変ありがたく思っています。よけいな期待しないでくれて。


だから自分が小さい時、何をして遊んだかとか、どんな時楽しかったかとかはちゃんと覚えています。ただし昨日学校で習ったことは全然覚えていない。

反対に長男は学校で習ったことしか覚えていない子なので、自分の小さいころのことをほとんど覚えていません。多分3ヶ月くらい記憶に上ってこない出来事は、自動的に削除しているのではないかと。あんなに連れて行った家族旅行のこともほとんど覚えていないそうです。

そのうち私のことも忘れてしまうな…。淋しいのぅ。