今、還付金詐欺が大変増えていると、夕方のニュースで言ってました。

なので今回は、私の母が実際に体験したケースをご紹介します。


昼間一人で家にいたときに電話がかかってきました。

「社会保険事務所のものです。昨年度の社会保険料を再計算したところ、過分に徴収していることが分かりました。大変申し訳ありませんでした。」


これを聞いた母


「やっぱりね。」


と、思ったそうです。絶対取られすぎていると思っていたと。


「つきましては、多くいただいてしまった分の社会保険料を還付いたしますので、口座番号を教えていただきたいのですが。」


私の母は、トンチンカンなくせにいきなり核心を突くところもあり、「いつも年金を振り込んでもらっている口座でいいです。」と即答したそうです。

しかしそれでは詐欺にはならない。

「個人情報の守秘義務がございますので、同じ役所でも部署が違うとわからないものなのです。」と返ってきた。


母「あら、面倒くさいのねえ。本人がいいと言っているのだから、何とかならないの?」

詐欺「規則ですから。つきましては申し訳ないのですが、振り込むべき銀行の口座を教えていただきたいのです。通帳に記載されている口座番号を読み上げてもらっていいですか?」


母「2週間前に白内障の手術をしたので、細かい字を読むのが大変なのよ。これからそちらに持って行きます。どちらまで行けばいいのかしら?」

詐欺「いえ、そこまでしていただかなくても、ただ読み上げていただけばよいので…。」


母「だから、細かい字が読めないんですって。行くのは全然かまわないから、どこに伺えばいいのか教えてください。」

詐欺「あ…こちらで番号調べてみます。」ガチャン。


数年前の出来事ですが、当然還付金の振込なんて今に至るまでなし。


母曰く、「持って行くのを断られた時点で、薄々おかしいと気づいた。」

遅いよ!


これだけは覚えておいてください。

役所は、どんなに非効率と言われても、紙でのやり取りが基本です。何かあった時、証拠になりますし。

文章も、ましてや数字を電話で確認するなんてことは絶対にありません。

どんなに急いでいる仕事でも、どんなにそれらしい理由がついても、電話で口座確認、または電話で行動の指示をするようなことがあったら、それは絶対詐欺です。

ご両親、親せき、お子様たちによ~く、よ~くお伝えください。


本日の読書:トットちゃんとトットちゃんたち 黒柳徹子


Amazonより

『黒柳徹子さんがユニセフの親善大使として訪れた、飢餓や戦火、災害、貧困に苦しむ国々。そこで出会った忘れえぬ子どもたち…。私たちがあたりまえと思うことが、けっしてあたりまえでない世界の現実。ここに書かれていることは、とてもつらく、せつないけれど、あなたに知っておいてもらいたいことです。小学上級から。』


この、子供向けの、300ページほどの本を読み終わるのに、ずいぶん時間がかかってしまった。

読んでいて、何度も何度もページをめくる手が止まってしまった。


現実的に考えて、この子たちを救うことなんて私にはできない。でも、この子たちをさらに追い詰めるような行動はやめよう。物を大切に使う。資源の無駄遣いはしない。与えられたものに満足しよう。勉強しよう。愛そう。そして、まだ何かできることがあるかを考えることをやめないでいよう。


ブログをやっているからなのか、よく「勝ち組になる方法」みたいなタイトルのメールが来る。そういうブログを作っている人からのペタもつく。お金があったら、我慢しなくていい生活ができますよって。


勝ち組になりたいと思ったことはない。もちろん負け組になりたいわけはない。みんないろいろで、仲良しになれないものかなと、いい年をして理想主義かもしれないけど、そう思っている。もたれあう仲良しではなく、支えあう仲良し。戦争は、殺し合いは、奪い合いは嫌だ。誰が苦しんでも嫌だけど、子どもが苦しむのは一番嫌だ。


目を背けたくなるような現実の中で、それでもそういう国では子供たちは自殺しないんですって。子どもたちは生きようと思い続けている。そして、死ぬときは黙って死んでいくんですって。

世界中の子どもたちに「よく生まれてきてくれたね」って言ってあげたい。たとえ短い命でも、「生まれてきてくれてありがとう」と抱きしめてあげたい。


トットちゃんは黒柳徹子さんの子どものころの愛称。トットちゃんたちは世界中のトット(スワヒリ語で子供の意)ちゃんたちのこと。

一人でも多くの子どもに笑顔が浮かびますように。