三連休の最終日、日帰り温泉に行って来ました。
家から車で1時間半ほどの所にあるその温泉は、湯温が高く、硫黄の匂いもして、なかなかにいい雰囲気。一年に1~2回は来ます。
午前中に行ったせいか空いていて、ジェットバスにジャグジー、サウナに露天風呂、全部ゆっくりと堪能しました。
そんなわけで、ただ今現在体がだるい。急に寒くなったから、風邪ひいたのか?いや、それはないだろう。
明日は人間ドックなので、大事を取って早く寝ます。
温泉の帰りにいつも寄るお寿司屋さん。我が家が唯一行く、回っていないお寿司屋さんは、開店前から2時間待ちの整理券をだしていたようで、お昼過ぎに行ったら、もうネタ切れで閉店していました。
こういうお店は平日にゆっくりお邪魔…しようと思っても、大将の気まぐれで休んでいることもあるので、事前に電話確認するように名刺をもらっています。でも、やっぱりフラッといって食べたいので、今日は縁がなかったな、と。
家に帰る途中、10さんが寄り道してくれました。
「コーチャンフォー」私が宇宙で一番好きな本屋さんです。
この間はお財布持たずに行ってしまったけど、今回はばっちり。
本棚を隅から隅まで全部見るのは時間的に無理なので、ポイントを絞って8冊(1万円)買いました。
これで年内はマンガ以外買いませんから、許してください。←誰に?
小説は文庫で2冊。雑誌掲載時に途中まで読んでいた作品が文庫になったうえに、続編も文庫で出ていたので、つい。
桜庭一樹の読書日記が一気に3冊。幸せだ~。
あとは伊坂幸太郎とほむほむのエッセイが1冊ずつ。本当は「残り全部バケーション」を買いたかったんだけど、伊坂くんの小説は絶版にならんやろ。
あとは海外の…文学?ノンフィクション?なんかおもしろそうだったので、発作的に。
ずっとアコースティックでコブクロの音楽が流れていたので、ふんふんと鼻歌を歌いながら、大変気前よく買い物をしてしまいました。
でも家には土曜日までに返さねばならない図書館本2冊が、まだ未読の状態で私を待っているんですけどね。本に追われる日々。いや、幸せだわ。
自分の本も、読みかけが2冊と近々読むつもりでそばに出してある本が2冊。読みかけのうちの1冊はお正月から継続中。贅沢ですなぁ。うっとり。
あ…、今思い出したけど、「まほろ駅」シリーズの3冊目もそろそろ出るんだよね。
さっきの訂正。これで年内はあと1冊でマンガ以外は打ち止めにしますので、許してください。←だから誰に?
本日の読書:祈りの海 グレッグ・イーガン
表紙裏より
『二万年前に惑星コブナントに移住し、聖ベアトリスを信奉する社会を築いた人類の子孫たち。そこで微小生物の研究を始めた敬虔な信者マーティンが知った真実とは?ヒューゴー賞・ローカス賞を受賞した表題作、バックアップ用の宝石を頭のなかに持った人類の姿を描いた「ぼくになることを」ほか、遥かな未来社会や、仮想現実における人間の意志の可能性を描く作品まで、多彩な魅力あふれる11篇を収録した日本版オリジナル短篇集』
小学生のころに読んだ小説を思い出した。自分は人間(地球人)であることを微塵も疑わずにいる、宇宙人が作ったロボットが主人公の作品。彼が、自分の正体に疑問を感じたその時…。という話。結構怖くて、ずっと忘れずに覚えていた。
自分とは何か。それだけを問い続ける短篇集。
肉体が自分なのか、記憶が自分なのか、意志なのか、思想なのか。これでもかこれでもかと畳みかけるように繰り返されるその問い。
遺伝子が自分を作るのか、環境か、信仰か。
多数の場面を、状況を作者は用意し、登場人物は皆全力で考える。自分は何者なのか。
作者は観察者であり、記録者であり、作品の最後に必ず私を問い詰める者である。
「それで、あなたは何者なのか?」
問いを突き付けられた私は、しばしそこに立ち尽くして考える羽目になる。だからずいぶん読了に時間がかかってしまった。
表題作が白眉。一番好みだったのは「放浪者の軌跡」
心地よい疲れ。満足。