次男が帰省。親に顔を見せに…ではなく、AKBに顔を見せにだそうです。

土曜日に握手会とは前もって聞いていましたが、日曜日の握手会に来るようにAKBの会社の人から急遽誘われたそうで(写真を撮ってくれるんだそうです)、握手会が終わった後タクシーでコンサの試合を見に行くなどとほざいていました。

どこの大金持ちのお坊ちゃんやねん。


晩ご飯を食べてからまったりと次男持参のマンガ(銀の匙)を読んでいたのですが、せっかく私がWi-Fiを買ったので、次男のパソコンでも使えるように、あーだこーだ、すったもんだといろいろやってみました。


何せ、こと機械的なことが壊滅的にできない私がやるわけですから、一回でうまくいくわけがない。

次「自分のパソコンはセットしたんでしょ?」

私「いや、もうきれいさっぱり忘れました。」


そもそもなんで私がやらなきゃならないのさ。工学系の大学に行ってるくせに、なぜパソコンレベルが私並みなのだ?


私はWi-Fiをその辺に放置したままパソコンをネットに接続しているのですが、どう頑張っても次男のパソコンはWi-Fiをケーブルでパソコンにつなげておかないと使えない。

何かの設定が違うのだろうけど、あんまりいじってしまうと、アパートに戻った時に使えなくなると困るからこれでいいと、今私の横でケーブル付きでネットやっています。


誰か我が家のネット環境を根本的に改善してくれないかしら?


本日の読書:無菌病棟より愛をこめて 加納朋子


Amazonより

『2010年6月、私は急性白血病だと告知された。愛してくれる人たちがいるから、なるべく死なないように頑張ろう。たくさんの愛と勇気、あたたかな涙と笑いに満ちた壮絶な闘病記。』


加納さんは優しい人だと思う。その作品でしか知らないけれど、登場人物に対するまなざしが、とにかく優しい。


日常の謎。ミステリーの一分野。殺人のような大きな事件は起こらないけれど、なにか、生活の中でちょっと引っかかるような謎を書く作家である。

人のどろどろとした悪意をもとに事件を作る人もいるけれど、加納さんの作品は勘違い、すれ違い、思い込みなどから生じてしまった事件が多く、最後に救われることも多い。


そんな加納さんが急性白血病に罹り、それも一刻をあらそう状態での入院治療で、それはそれはつらい日々だったと思いますが、この本の中の加納さんは明るいんです。マンガの話。アニメの話。それだけに日付がとんでいる時はどんなに身体が、気持ちが辛かったことかと思います。


そして治療内容も克明に記録しています。作家の性と本人は書いていらっしゃいましたが。


正直思い出したくない日々なのではないかと思いますが、自分と同じような目にあった人のために、家族がそうなってしまった人のために。知識をつけて病気と闘ってほしい。医学は日々進歩しているのだから、数字だけ見てあきらめないで。気持ちで負けないで。そんな加納さんのメッセージが伝わってきます。


加納朋子。優しくて強い人です。