家を出発して7時間、ナビを活用できないままに次男の家に到着する。


ピンポーン!

すごく不機嫌そうな寝起きの顔で次男が戸を開ける。


「本当に来たのか。何しに来た?」

「お昼ごはん一緒に食べようと思って誘いに来たんだけど、じゃあやめとくわ。」

「いやいやいや。それは行くよ。」


ってなわけで、ご飯を食べながらこれから山の水族館と日帰り温泉に行くことを話し、一緒に行くことに。


山の水族館とは、北海道の北見市にある淡水魚の水族館で、昨年7月のリニューアル以来とても人気のスポットなのである。動物園、水族館、博物館好きの私は以前から「行きたい!」と連発していたのだけど、なぜ今回急に10さんが行く気になったのかは不明。


次男の家に戻り日帰り入浴用の荷物を持って出発。

さっそくナビ開始。行先は1時間ほど道なりに行った先にあることが判明。つまり、また無言だ。

「もういいよ。道わかるし。」

10さんの言葉に反論する気も失せて、黙ってナビを消す。


敷地についてから駐車場の場所がわからずちょっと喧嘩になったけど、まあ無事到着。


山の水族館は、滝壺や川の中の様子がガラス越しに見学できる。冬だと川の表面が凍ってしまった時の川の中の様子が見られるのがウリで、もしかするとそんなに混んでいないかも(さすがに今は凍っていないので)と思ったけれど、すごい人出だ。


滝の水が落ちてくるあたりには餌も落ちてくるので、魚がものすごく集まっていたり、川を遡上する魚が水面をはねる仕組みを解説し、実演(?)していたり。ほかの淡水魚の展示は地味かもしれないけど、この目玉があるからお客さんがたくさん来る。


低予算の田舎の水族館だけど、飼育員さんたちのやる気と工夫で、北海道の中でも交通の便が必ずしもいいわけでもないのにリピーターも多いらしい。

デザインしてくれたのは、東京のサンシャイン水族館をデザインした人。最初は予算の少なさに無理と断ったらしい。川を水槽代わりにしたのは、水槽を作る予算がなかったからの苦肉の策なんだって。逆転の発想が成功した例。


北海道の川に住んでいる魚から、熱帯魚。アマゾンの魚やらアフリカの魚。亀やエビなんかもいる。

幻の魚といわれるイトウという巨大魚もちゃんといる。


淡水魚は海水魚に比べて派手さはないけれど、その辺の川にもこんな魚がいるんだよな~とかおもいつつ、ぼへーっと水槽を眺めてみるのも楽しいもんだよ。


最後はドクターフィッシュに手の角質を食べてもらって、すべすべの手に。


水族館を出たら夕方の4時。

まだ旅は終わらない。


つづく。



…そんな大したことはしてませんけど、続いたらいいね。