自分でCDやDVDを買ったことのない10さんが、「レ・ミゼラブル」のDVDを買ってきました。(いつもは私や子ども達に買わせるので、多分店に入ったこともほとんどないはず。)

実は頼まれはしたのです。「買って。」って。
お断りしました。「GReeeeNのCD買ったから無理。」って。

そうしたら今日、自分で買ってきたのです。やれば出来るじゃん、10さん。

そんなわけで、晩ご飯を食べてからふたりでDVD鑑賞。

飲まず食わず喋らずに、前のめりで見るDVD。

いやあ、いいです。レ・ミゼラブル。
何回見てもいい。舞台を入れてもまだ3回しか見てないけど。

音楽がいいよねぇ。どの曲もいいけど、「民衆の歌」が好き。一緒に歌うと元気が出ます。10さん、今度はサントラ盤をお願いします。
ファンテーヌの歌を何回も聞きましょう。←あれ?

ガブローシュ。ただ1人民衆代表で革命に参加した男の子。実にいいです。

ジャベールがガブローシュの死体の上に自分の勲章を置いた時から、揺るがないはずの彼の信念、悪人はどこまでいっても悪人、人は変わりようがないのだというのが揺らいでいたのだなぁと、今回気がつきました。

犯罪者の子に生まれ、悪人とは違う善なる自分を寄りどころにして生きてきたジャベールと、犯罪を犯し、環境を恨みながら生きてきたけれど、神父と出会ったことによって、善に生きるべく変わったジャン・ヴァルジャンの物語なのだけど、それを取り巻く人々の人生もそれぞれに深くて。

いろいろ、いろいろ考えてしまいます。

英語が解れば、もっとよく理解出来るかもしれないのに、残念至極。