一年かけて体調を整えてきたのに、落ちるのは一瞬なんだなぁ。

悪意のない人の配慮のない言葉に、どうして簡単に傷つくのだろう。

強くなりたいなぁ。

とは言ってもご飯は食べます。

今日の晩ご飯はとろける湯豆腐。

最初は透明な出汁が、豆腐が溶けることによって豆乳みたいになります。
一緒に入れた油揚げは湯葉みたいにとろとろです。

これを食べ終わると大根と鶏肉を入れます。
鶏肉は溶けませんが、大根はとろとろ。この頃には、最初から入っていた出汁昆布までとろとろになっています。

嬉野温泉の湯豆腐を参考に、女将が開発したんですって。

夕方は涼しくなるので、まだ湯豆腐美味しくいただけました。

本日の読書:感情教育 中山可穂

個人的な小説だけど私小説ではない、と帯に書いてあった。

だとしたら、この作者は「鶴の恩返し」の鶴のような人だと思う。

自分の羽を抜いて綴った小説、のような気がする。

恵まれない子ども時代を過ごしてきて、過剰に自分を抑えてきた那智と、過剰に自分を表現してきた理緒。

どちらかというと那智に感情移入して読んでいたけど、一点決定的に違うのは、私は子どもと一心同体と思ったことがないこと。

お腹の中にいた時から、自分とは別人と思っていました。
だって、同じならつわりになるわけないじゃんって。

自分とは違う部分を、かわいいとか面白いとか愛しいとか思って育ててきましたが、20歳の息子と一心同体だと言う母親が世の中にいるのも事実。

その感情がよくわからない。自分と同じで愛せますか?私には無理。

那智と理緒。同じ魂を持った別々のふたり。
それは、幼い時に愛してもらえなかった自分なのかもしれない。愛して欲しかった自分なのかもしれない。

羽をむしられむき出しになった肌がヒリヒリと痛い。そんな小説ではあったけれども、一気に読んだ。