土曜日、お友達と登山をした師匠。(師匠は山ガールではない)

2号目を過ぎて額の汗を拭った師匠、タオルを見て「なんじゃあ、こりゃあ!」
血がついていたそうです。

逆上する師匠にお友達は「アブだね。」

刺された痛みはないけれど、確かに先ほどアブを追っ払った覚えがある。師匠はそう思ったそうです。

3号目まで行かないうちに流血の大惨事(?)だよ、とやさぐれる師匠の前でフキを摘みとってぶんぶん振り回すお友達の姿が…。

「何してるの?」

フキの根元に染みてくる汁を塗ると、虫さされのあとが腫れないんですって。
実際塗ったら、全然腫れなかったそうですよ。すごいですね。

子どもたちが小さいころ、「怪我したらこの葉っぱの汁を塗ったらいいんだよ。」と、ヨモギやドクダミが生えているところを教えてくれたことを思い出しました。(保育園の先生ありがとう。)

本日の読書:最後の記憶 綾辻行人

ホラー小説。

私はビビりなのですが、皮膚感覚で怖いもの、払っても絡みついてくるような怖さが特にダメ。

反対に頭で考えたら怖かったっていうのは、意外と平気。

前者は横溝正史、後者はジュラシック・パークかな。

この小説は後者だったので、そういう意味では怖くなかったの。私的にはね。

鍵となるしょうりょうバッタを、私、歌で覚えていたのでした。その別名を。なぜそう呼ばれるのかを。
転校した学校で、初めて教えてもらったことでした。ありがとう、高橋先生。

でも、作者の思惑と違うところですごく怖かった。

バッタ!
虫は駄目だ。足が多すぎる。

頭では怖くないんだよ。でも、虫のイメージが…払っても払ってもこれでもかと出てくる。バッタが。

うぅ、怖かったよぅ。

そんなわけで、ミステリー部分はわかりましたけど、真相は藪の中だよね。

主人公が神経症でしたってことも考えられるもの。証拠がないからね。

証拠探しに読み直しも出来ない。だってバッタが…。