お休みの朝、いつまでも布団でぬくぬくしていたい私。

早起きの10さんはすぐに居間に行ってテレビを見ます。

ある時布団の中でぼーっとしていると、10さんがどすどすやって来て「お茶、ある?」

ちょっと探せば判るじゃんと思いつつ、「あるよ。」

「あ、そ。」と戻りかけた10さん。「コーヒーは?」「ない。」

ぬくぬく気分がすっかり冷めてしまいました。

すとすとと10さんのところへ行って一言、「お茶にはあるけど、コーヒーにはない。」

「聞いた。」

「違う。よく聞いて。お茶にはあるけど、コーヒーにはない。」

「???」

「次。タレにはあるけど、ソースにはない。」

「ヒントは?」

「控えにはあるけど、先発にはない。」

「ヒント、ヒント。」

「これが最後。マジにはあるけど、ウソにはない。はい、考えてください。もう起こさないで。」

布団に戻ってももう眠れないので起きて居間に行っても、10さんなにやら考え中で、静かな朝になりましたとさ。

本日の読書:時計館の殺人 綾辻行人

前回読んだ「黒猫館の殺人」の一つ前の作品。

「黒猫館~」はトイレが多すぎたけど、これは少なすぎ。

何年も人が住んでいないので、電気は使えるけど、水道は赤水が出て飲めない。って、水道も電気も止めてないの?

不自然はトリックとつながっているので、非常に分かりやすい。

フェアなんだよね。
だからこそ先が読めます。

本格推理の楽しみはそこにあると思うので、私としてはもう少し騙してくれていいのですが、文章の裏まで一生懸命読んでいます。