仕事が終わって帰る時、師匠に「よい週末を。」と言ったら怪訝な顔をされました。

「ん?」と思ったものの大して気にもせず帰宅の途につき、焼き鳥屋さんで塩昆布キャベツを食べながら気がつきました。

今日、週末じゃない!

つまり、焼き鳥屋さんにいるのは間違いなのです。飲んでいいのは金曜日と土曜日だけなので。(形骸化していますが)

いやあ、すっかり騙されちまったぜ。←誰にだ?

今日のお店は、よさげな日本酒がなかったので、ウィスキーを水割りで(氷も入ってたけど水割りでいいのかな)いただきました。

プレミアム山崎。ウィスキーはよくわからないのですが、少し酸味があるでしょうか。でもおいしいと思いましたよ。

週末じゃないけど、師匠は明日(今日か)花見だそうです。

どこに花が咲いているやら。天気予報は雪だしな。

日本は温帯性気候じゃなかったの?
基本に帰ろうよ、日本。

本日の読書:製鉄天使 桜庭一樹

桜庭一樹の小説は読後感が悪い。

読んでいる間中、有機的で不穏な気配がまとわりついていて、そのまま嫌な心持ちで読書を終える。

でも、また次を手に取ってしまうのだ。

この小説は、「生きることは走ること」な爆走女愚連隊の総長が主人公。チーム名が製鉄天使。

鳥取からせかい(中国地方)を統一し、えいえんの国を目指す話。

全く興味なし。

大人になる前の子どもが見るせかいを見、感じるえいえんを感じました。そのこと自体が不穏といえましょう。

言葉では括れないせかいとえいえん。子どもには判る、その本質。

本を閉じてニヤリ。
そして、ふふふ。

読後感悪くなかった。
面白かった。

結局好きなんだね、桜庭一樹。

…はい。