いつも楽しく読ませていただいているブログで、「三国志演義」で好きな人は誰ですか?コメントくださいとあったので、コメントしたかったのですが、妄想が暴走して止まらないのでこちらに書くことにしました。

好きなのは、ズバリ曹操です。

天下を取ろうと思った時はただの野望でしたが、リアリストで人の使い方の上手い彼は、ハッタリを現実にしていきます。

裏切るけど日和らない、高潔じゃないけど極悪でもない。

ずば抜けた才能はなくても、時代に捕らわれない視点、発想、実行力が好き。

まあ私が仮に彼の傍に仕えていたら、即刻粗相をしでかして首を落とされ、真非(マッピー)の出番は2ページに満たないでしょうが。
(ToT)

日本人でいうと、織田信長のイメージがあります。

あとは、孫権と周喩の主従が好きですね。

二人とも優れた人物であるのに、コンプレックスを抱えていて、でも出来る範囲で最善を尽くそうとする誠実なところが好きです。

でも、曹操が好きと言うと「まあ、そういう考えもありかもね。」と言われますし、孫権主従が好きと言うと「呉、地味だよね。」と言われます。

変かなぁ?変じゃないよね。

劉備以下、しょく(漢字出ない)の皆さんについても、たくさん思うところはあるのですが、一つだけ。

たくさんの人が苦しんでいるのを知っていても、自分が納得した形じゃないと救おうとしない、結局救えないのは、上に立つ者としてはどうよ?

自分の理想に無辜の民を巻き添えにしちゃったらダメでしょ。
自分は良心に責め苛まれても、民衆のことは救わなきゃ。
だって天下を取るって、そういうことでしょ?

あれだけ文武共に人材が揃っていたのに、天下を取れなかったのはなぜだ!

坊やだからさ。