天気予報では盛んに寒い寒いと連発していますが、いかがお過ごしでしょうか。
うちにいる分には窓から青空も見え、フリースの靴下と綿入れでぬくぬくしてますが(だから眠い)一歩外に出れば、きーんとした寒さが気持ちいい。
雪は夜中に降っているらしく、路肩に積もった雪山が日々成長しているのを見て冬を感じております。

明日は出かける予定なのに、昼間っから吹雪だそうで、なんかすみません。

本日の読書:銀河の荒鷲シーフォート チャレンジャーの死闘 上 デイヴィッド・ファインタック

最新の戦艦チャレンジャーを与えられたはずのシーフォートは、直属の提督に嫌われチャレンジャーを奪われた挙句、はるかに小さなポーシャを与えられる。

でも、前回ハイバーニアで生死を共にした部下数人と妻を連れてポーシャに乗り込んだところ、定員いっぱいの先客の他に50人近くのトランスポップ(ホームレスのような、ギャングのようなもの)の若者たちも押し付けられる。しかも任務は異星生物を退治する艦隊の露払い。

艦内のギクシャクは気心の知れた部下たちが何とかしつつあった時、異星生物に襲われる。必死に戦うポーシャを横目に逃げたチャレンジャー。しかし、息子を異星生物のウィルスに殺され、それに耐えきれなかった妻に自殺されたシーフォートが、他の艦隊を無事に誘導する。

最後に現場を離れたポーシャの目の前に現れたのは、逃げ切れず廃船同然になったチャレンジャーだった。提督はシーフォートをチャレンジャーの艦長にし、気に入りの部下と船客をポーシャに移し、チャレンジャーへは使えない部下、年寄りの客、トランスポップを移す。

宇宙の真ん中で壊れた船、使えない人々、足りない食料。ついに反乱がおきた。

スペース・オペラにしては主人公は感情的だし、自虐的だ。早く成長してください。