カレーに必ず入れる具材は?

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必ず入れるのは玉ねぎ。
ジャガイモはキーマカレーや夏野菜カレーには入れない。
ニンジンも急ぐときは入れないこともあるなあ、ごくたまに。
でも、玉ねぎは絶対入れるもんね。
 
で、今日の晩ご飯はカレーライス。
 
 
 
 
本日の読書:沈黙博物館 小川洋子

 

Amazonより

『耳縮小用メス、シロイワバイソンの毛皮、年増の娼婦の避妊リング、死者の分身ともいえる形見が盗まれ集められる。なぜ? その物語とは? 追いつめられた博物館技師の運命は?』

村の人々の形見の品を集めて展示する「沈黙博物館」。
一人の老婆の執念と、博物館専門技師の努力と、老婆の養女、家政婦、庭師たちが作り上げようとするその博物館とは。

現実とファンタジーのあわいにある物語は、小川洋子の得意分野ではあるけれど、この作品は少し違うような気がした。
もちろん「沈黙博物館」のようなものは現実に存在しないし、沈黙の伝道師や卵細工などもファンタジーの方へ作品を押しやっているのだが、そこに連続殺人や爆弾魔などが紛れ込み、主人公の博物館専門技師は警察に監視されることになる。
これはファンタジーじゃないよね。

連続殺人や爆弾魔のせいで、妙にリアルな話になってきて、全体的に不穏な空気が作品にまとわりつく。
小説の感想を別な小説で例えるのはいかがなものかと自分でも思うけれども、途中から、これは吉田修一の『パレード』ではないのか?と思った。
身近にいる人の違和を見ないようにする主人公。

けれども最後まで読んで、これは安部公房の『砂の女』だな、と思った。
結局そっちを選ぶのか、という。

小川洋子らしいひそやかな冷たさ、静けさは充分にあった。
でも、私の中でこの作品は『パレード』と『砂の女』の間で宙に浮いているだけだった。