キャスティングシートその2 | 太公望が魚を求めて海へ山へ

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- たぬき丸の釣行記 -

キャスティングシート制作の続きです。

本当は今回で完結のはずが写真の枚数が多かったので記事を3分割にします(汗)

ちなみにキャスティングシート自体は先週の日曜日に完成率90%くらいで火曜日にネットで買ったキャスティングシートが届いたので火曜には完成していました。

今週末の釣行に間に合わせる形で急いで作ったものの強風・波浪で釣りにはいけず・・・

ま~どのみち土曜日仕事で日曜しか行けなかったんで近場で朝のみの短時間釣行の予定だったんで良いんですが・・・・

 

それでは前回の続きです。

 

 

 

 

 

 

今回も活躍するのはこのイレクターパイプの受けです。

ホームセンターで1個1080円で売っていました。

一つはそのまま使い、もう一つは電ドリでネジ穴を掘って使います。

 

 

 

 

 

 

 

 

この様にキャスティングシートのレール部分に複数の穴を掘ることでシートポジションを前から後ろまで調整できるようにしました。

このキャスティングシートの受け自体は蝶ネジかノブボルトを使って手で回せるようにするので海上でも簡単にシートポジションの変更ができます。

 

 

 

 

 

 

短距離の移動であればこの様にレールに座って移動もできますね~

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで形になったら一度分解してサビ止め塗装と防水塗装をします。

レールがそのままでは見栄えが悪いので100均で買ってきたカーボンシートでラッピングします。

ラッピング後は剥がれてこないようにタッカーを打って何箇所か固定しました。

 

 

 

 

 

 

 

イレクターパイプの受けには不要な穴が複数空いているのでシールを貼って塞ぎました。

そして穴の奥には滑る傷防止シールを貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元通りに組み上げた写真がこちらです。

支柱と丁番部分にはマジックテープを貼っていてコレで固定できるようにしました。

更に支柱の下に硬質のスポンジゴムを貼って滑り止め&衝撃吸収材としました。

使用中は上から荷重が掛かっているのでズレたり外れたりすることはないでしょう。

 

 

 

 

 

 

キャスティングシートはアルミ複合板と1mmのアルミ板を重ねて強度を上げた板を使ってイレクターパイプの受けと合体させました。

間にイレクターパイプを入れれば回転式のキャスティングシートの完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に使う時の画像がこちらです。

シートが黒いのは悩んだ末の選択です。

最初は他の色も候補だったんですが、イカ墨がかかってシミになると見た目が汚くなるので、あえて黒いシートにしました。

 

間に入れるイレクターパイプのポールのも3種類の長さを用意したので状況に合わせて使い分けができます。

 

制作時にキチンと自分に合わせた使いやすい長さを測って作ったのが真ん中の長さのパイプで、長いのと短いのは念のために長さを変えた物を用意した感じです。

実地で使ってみたらもう少し長い方が・・・とかってなる可能性もありますからね~

それに こんなパイプなら何本積んでおいても邪魔になりませんからね~

 

 

 

 

 

 

 

立っている時はこの様に足をレールに当てると更に体が固定されました。

波っ気がある時はこれで安定感を高められそうです。

 

後はレールの片側に縦溝を掘ったおかげで取り付けの自由度が上がり、こんな風に斜めにも取り付けできました。

斜めにすることで左舷側のデッキを少し広く使うことが出来たりシートポジションの微調整も出来るようになりました。

 

 

取り敢えずこれでキャスティングシートは完成です!

完成後に角材をセンターキールに縦に噛ませて船体を激しく左右に揺らしたりしましたがキャスティングシートの安定感は抜群でした!!

 

これで無事に立って釣りをすることが出来るのか?

海上で使用するのが楽しみです♪

そして次回はキャスティングシートの折りたたみ収納編です