まずは悲報です(泣)
車のエアコンは直らない事になりました(泣)
デンソーのサービス工場に見積りをお願いしたんですが、肝心のエキスパンションバルブとレシーバーが欠品していて手に入らないそうです。
メーカーからの返答では入荷時期未定になっているようで、年内には入ると思うけど何時入るかは・・・・みたいな話に・・・・・
どうやら中国などの海外で部品を作っていたり、コロナの影響もあってメーカー側でも在庫が無いらしいです。
しかも古い車なのである程度の数の部品の発注がたまらないと生産しないかもと・・・・・
ま~私の乗っている年式のプラドは20年前の車とはいえ、人気のある車種でまだまだ国内でも稼働台数が多いので大丈夫そうですが・・・・
(ちなみに私の生活範囲内でも普通に6~7台は見かけます。)
ちなみに知り合いの車屋さん曰く今年の夏にエアコン修理で持ち込まれた車も、スズキの倉庫に在庫が無く入荷未定と言われてから部品が届くまで1ヶ月半掛かったそうです。
さて、今回の本題のニューティップランロッドですが、新しい竿を買った訳ではありません(汗)
まさしくタイトル詐欺です(笑)
実のところは新しいティップランロッドを買う予定でいたのですが・・・・
コイツの医者代とこの間ロストしたエギを買ったら普通に買えなくなりました(泣)
(あと地味に新クーラーのステッカー代が効いている・・・)
そこでこのロッドの登場!!
てて~ん♪
アブのオーシャンフィールド・ティップランです。
実はこのロッド・・・・最近はイマイチ出番がないんですよね~
竿自体は良いんですよ~ただ・・・・バレーヒルのレトロマティックがこれの上位互換みたいな感じで、最近はレトロマティックとエメラルダスボートばかり使ってオーシャンフィールドは持ち歩いているだけという状態。
そこで、このロッドを短くします!
発想がオカシイとか言わないでくださいね(笑)
なぜ短くするかと言うと元々今年の新ロッドとしてテイルウォークのSSD TIPRUN 510ML/SLを買う予定だったからです!
主戦力のいったってノーマルな性能のレトロマティック。
深場を重いエギで攻める時に活躍するエメラルダスボート。
と来れば取り回し抜群でテクニカルな細かいアクションの効くショートロッドが欲しくなる!
だからこそのSSD TIPRUN 510ML/SLだったんですが・・・・
一番上の写真のアホのおかげで計画は頓挫・・・・・
じゃ~1番出番の無いロッドを切って短くしよう!
みたいな?(笑)
ちなみのこのオーシャンフィールドは 6f10in なので 1f 短くする必要があります。
6f10in は208.3cm
5f10in は177.8cm
つまり約30.5cm短くしなければいけません。
という事で・・・・
ティップ部分を切ってみました。(笑)
ま~海でロッドを折って直していると思えば気になりません(笑)
まずは切り取る30cmの位置に黄色い養生テープで印をつけます。
ロッドを継ぐ部分のハマり具合もあるので、イキナリ30cmの位置から切らずに少しずつ切って様子を見ます。
何とか無事?に30cm短く出来ました。
ただガイドの位置がヤバイので一度外して付け直します。
スレッドをヤスリで削ってガイドを外したら、残った余分なエポキシをダイヤモンドシャープナーなどでキレイに落とします。
とりあえずガイドを外した状態でこんな感じ。
外したガイドのうち小さい方をジョイント寄りに配置することでバランスが取れそうです。(黄色いテープのガイド)
本当はジョイント部分にガイドを配置すると曲がりがオカシクなったり、ガイドの影響で強度に問題が出たりするんですが、どうせ30cm以下のイカしか釣らない竿なので気にしない方向で・・・・
イカ相手なら十分な強度がありますよ!多分(汗)
ま~1番下のガイドとの距離があいているので若干ラインの出が悪くなるかもですが・・・・
まずは下の方の部品にガイドを付けます。
アロンアルファでフット部分をロッドに仮り付けして、スレッドを巻いて仕上げます。
写真はスレッドを巻いてクリアーを一回塗って糸を止めた状態です。
次に継ぐ部分をホットグルーで止めます。
ロッドビルディングをする方の大半は固定にエポキシを使うと思うのですが、私は昔からあえてホットグルーを使っています。
理由は柔軟性。
ホットグルーって固まっても硬いゴムみたいに少し柔軟性があるので竿の曲がりに強いんですよね。
かたやエポキシは十分な強度と接着力が期待できるものの柔軟性が皆無です。
皆さんがよく目にする所ではガイドのスレッドを固めている物がそうですね。
たまにガイドのスレッドにクラックが入る事がありますが、柔軟性がない為に竿の曲がりや衝撃に耐えられず割れるんですよね。
それ故に私は曲がる竿にはホットグルーです。
ま~ホットグルーは高温で溶ける性質がありますが、今の所高温になる車内に積みっぱなしにしても溶けた事はないので問題はないと思います。
このままでは継いだ部分からカーボンが裂ける可能性があるので、スレッドを巻いて固定する事で補強します。
今回は上も下もガイドのスレッドにはワンポイントでゴールドのラインを入れています♪
スレッドを巻いた部分に繰り返しクリアーを塗って塗装を厚くしてスレッドを仕上げます。
本当はエポキシを厚塗すれば一発なんですが・・・・(汗)
やはり継ぎ目の付近にキツ目のテーパーが掛かってしまいましたが、取り敢えずこれで完成です。
これが元々のティップ部分との比較写真です。
随分と短くなりましたね~
偶然ですが丁度ソリッドティップ分短くなりました。
メジャーを当てると35cmの差・・・・30cm短くする予定が5cmの誤差が出た(汗)
厳密には 5f 8.9in という半端な長さです(笑)
ま~誤差のうちという事で 5f10in という事にしておきます(笑)
ちなみにこのオーシャンフィールド・ティップラン・・・・・
すごく気に入っていたので、折れた時用に同じロッドを2本持っているという(笑)
ま~自ら ぶった切っていたら世話ないって話ですが(笑)
一番上の写真がエメラルダスで、2~3枚目の写真が今回のロッド。
う~ん・・・やはりテーパーが変わったせいで竿の曲がりが変な感じ(汗)
エクストラファーストでバットパワーがある竿みたいな超先調子の曲がり方です。
とは言え使い物にならないという訳では無さそうな感じ・・・・
ただイカさん相手だと強引なやり取りをすると身切れするかも(汗)
写真3枚目はドラグを締めてラインを真下に引っ張って思いっきり曲げましたが余裕の強度!!
そこそこの大きさの魚が掛かって継ぎ目に負荷がかかっても まず大丈夫なレベルの仕上がりです。
おおよそ ここまでの力をかけて折れなければ大丈夫!ダメならばこのレベルの力をかけた時点で継ぎ目からへし折れます。
取り敢えずこれでロッドの改造は終了です。
私の経験上これなら強度の方も十分に実釣に耐えるでしょう!
気になるのはガイドのバランスによる糸の出と竿のテーパーの変化によるアクションの入れ具合とイカの釣り具合でしょうか?ま~この辺はしばらくの間 使ってみない事にはなんとも・・・・
あんまりイカを弾くようだとヤバイかも(汗)
ま~これで「ショートロッドって使いづらいわ~」とかなったら目も当てられませんが(笑)
そして前回の釣行時に使った感想ですが・・・・
素晴らしい♪
心配していたクセも無く綺麗にアクションが入ります♪
イカも2杯釣りましたが、しっかりと乗ってイカパンチのアタリも掛けることに成功!
成果は上々です!
扱いやすさの方も問題なし
ただ今まで超ショートロッドは使った事がなかったので慣れに多少の時間と経験が必要かも!?
何しろアクションの入り方がまるで違う。
たかだか30cm短くなっただけで ここまで細かいアクションが入るのか!?と驚きました。
上手く使えば低活性時のイカに短距離で細かく素早いジャークを見せてリアクションを狙うことも出来そうな気がします。
強いて言えばやはりティップの柔らかさに比べてブランクが硬いので胴長20cmを超えるイカが暴れた時に身切れをするのでは?という不安は残ってしまったが、ま~後はなるようになるでしょう(笑)
ベリーショートロッドにしてレトロマティックとの差別化を図ることで、一度は2軍落ちしたロッドが1軍に返り咲くという奇跡!
生まれ変わったオーシャンフィールドは最早ニューロッドと言っても良いのでは!?
今後はメインウェポンとして活躍するでしょう!
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