続・昼間の夜間航海灯 | 太公望が魚を求めて海へ山へ

太公望が魚を求めて海へ山へ

- たぬき丸の釣行記 -

昨日 夜間航海灯の昼間の搭載について記事にしましたが、想像以上に反響があり、皆さん賛否両論だったので急遽詳しくリサーチしました!

 

 

先に結果から言ってしまうと・・・・

 

昼間に航行する時に夜間航海灯を積んでいないと・・・・

 

完全にアウトです。

海保に検挙されます。

 

 

それでは詳細を長ったらしく説明していこうと思います(笑)

(かなり長い記事ですが、現在マイボートで夜間航行を取っている船長さんには是非最後まで読んで頂きたいです。)

 

 

本日 詳細な情報を確かめるべく昼休みにJCIに電話して法的な問題などについて問い合わせてみました。

相変わらずJCIの検査員さんは気さくで親切な方なので事細かに教えて下さいました。

 

ここから先の話は夜間航行の登録をしている前提で質疑応答形式で進めていきます。

 

Q・ 夜間航行の登録をしている船舶が日の出から日没までの昼間のみ航行する場合には航海灯を車に置いていっても大丈夫なのか?

 

A・ ダメです。

夜間航行の登録をしている船舶の場合は夜間航海灯が船の設備として登録されているので、勝手に外したり車に置いていってはいけません。

 

 

Q・ 具体的に何がどのように不味いのか?

 

A・ 船の設備として登録されている以上 航海灯は信号紅炎や救命浮環のような法定備品と同じ扱いになります。

尚 同時に船の構造物あるいは設備として認められる為 取り外した状態で航行した場合は法定備品の不備あるいは船体構造の改造と認められます。

 

 

Q・ 昼間のみ航行する場合に航海灯を置いていく方法はありますか?

 

A・ ありません。

昼間に航海灯を持たずに出船するには臨時検査を受けて夜間航行の登録を抹消するしかありません。

 

 

ちなみに実際にはもっと くだけた感じでフレンドリーに話してくれましたよ♪

まとめると

 

要するに昼間のみの航行の場合に航海灯を置いていくという事は船舶を改造するということです。

もっと簡単に言ってしまうと、航海灯を外して航行する事で「夜間航行が出来る船」を「夜間航行ができない船」に改造しているという事になるので、海保の検挙の対象になってしまいます。

 

ちなみに違反の内容は

 

 

船舶安全法違反

 

「変更した検査事項の臨時検査を受けない航行」にあたります。

(救命設備、消防設備、法定備品等の不足は、検査事項の変更になりますので、必ず出港前に点検してください。)

 

または「臨時検査不受検」 (船舶検査を受けたあとに法廷備品の陸揚げ、機関の改造を行いそのまま運行している) にも該当しますので、上記のどちらかが適用されると思います。

 

気になる罰則はどちらも

「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 」   

 

 

洒落になりませんね~

 

ちなみに船舶免許をお持ちの皆さんは当然ご存知だと思いますが、海上における違反は車で違反をするのとは訳が違います。

車での軽微な違反はせいぜい点数を引かれて送られてきた振り込み用紙にある額面の反則金を振り込んで終わりです。

しかし海上での検挙は即罰金!即刑事罰の前科になります!

そう!車の反則金とは違い罰金+前科なのです!

そして海上での違反は基本的に罰金の上限いっぱいで来ます(汗)

 

これも今回聞いた話ですが、一度検挙されてしまうと海難審判の出来る裁判所に出頭して裁判を受けなければいけないそうです。

そしてその内容が刑法等に違反している場合には刑事捜査の対象ともなるようです。

 

そして夜間航海灯ですが、私のように脱直可能な灯火の場合は船体に装備していなくても、きちんとボートに積んでおけば臨検の際に検挙されることは無いでしょう との事です。

灯火を家に置いてきました という事になれば不味いですが、装着していないだけでボートには積んであるという事が確認できれば良いそうです。

ただし きちんと装着するように注意される可能性は高いのでお気を付けて!

(あくまでも検査員さんの経験談によるものなので、万が一灯火を外してボートに積んでいて検挙されても責任は負えませんので悪しからず)

 

 

そして夜間航海がどうとか言いながら「レーダーリフレクターに触れていないじゃないか!」という皆さん!ご安心を!ちゃ~んと聞いておきました。

しかも電話を切って10分くらいしてから気がついてまたJCIに電話(笑)

運良く先程お話していた検査員さんが出たので再度聞いてみると。

 

夜間航行で登録していてレーダーリフレクターの搭載が指定されている船舶は・・・・

 

レーダーリフレクターを積んでいないとアウト!

 

だそうです。

ここまで読んで頂いた方には察しが付いているかと思いますが、レーダーリフレクターもまた法定備品の一つとして認められる為、無許可で船から降ろしてはいけないそうです。

 

検査員さんいわく

厳密に言えばレーダーリフレクターは形象物と同じ様に掲げていないといけないのですが、ミニボートで実際に掲げている人はあまり居ないようです。

取り敢えずレーダーリフレクターを掲げていなくても、船にさえ積んでおけば検挙されるような事はそうそう無いでしょうとの事。

罰則の方は上記の航海灯の不所持と同じ扱いになりそうです。

(1年以下の懲役又は50万円以下の罰金 )

 

 

最後の最後の総まとめ として

 

夜間航海灯とレーダーリフレクターは出船する際に船舶に積んで出船しましょう。

昼間しか航行しなくても積んでおきましょう!

船体に装備しなくても船に積んで持ち歩いてさえいれば臨検の際に検挙される可能性は低くそうです。

 

 

 

ここからは惰性になりますのでスルーして頂いてOKです(笑)

 

昨日の夜なのですが、玄関先で家に住み着いている野良の子供が何かと戦っているので見てみると・・・・

 

 

何と!ノコギリクワガタと戦っていました!

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず確保して虫かごに放り込んでおいて、今日の仕事帰りにダイソーでハスクチップと適当な木と餌を買って来ました。

水槽以外は500円くらいで揃いました。

入れ物はフンジャナフ用のイエコの繁殖に使っているやつです。

 

でもコイツ・・・・・

よく見ると左前足が1本無いんですね・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつが犯人です!

クワガタの前足を食いました(笑)

でも子猫もノコに前足を挟まれてダメージを受けていました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてダイソーの昆虫コーナーでこんな物も見つけました!

水槽のバックスクリーンのフィルムです。

家の水槽は自分でプリントアウトした写真かコトブキかどこかのバックスクリーンを使っているのですが、コトブキとかのフィルムをホームセンターで買うと千円 近くするので、ダイソーで同じ様なフィルムが100円で買えるのには衝撃を受けました!

しかも飼育ケース別のカット用の台紙付き♪

 

 

それにしても このクワガタも玄関に飛んできたのか猫がどこかから取ってきたのか不明です。

子猫達って結構カナブンとかカエルとかを持ってくるので困ります(汗)

 

取り敢えずこのクワガタはしばらく飼育してみようと思います。

確かノコってカブトムシみたいに1年で死なずに越冬して何年も生きた気がします。

ま~途中で面倒くなったらその辺に逃がすかもですが(笑)

 

 

 

クリックして頂けると嬉しいです。

 

にほんブログ村 釣りブログ カートップボート釣りへ
にほんブログ村