絶望のアカイカ8週目 | 太公望が魚を求めて海へ山へ

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- たぬき丸の釣行記 -

今日はダメ元でアカイカを釣りに行きました。

しかも、またしても富山湾のアカイカ開拓です。

今回は皆さんも御存知の通り全国的に大雨が降った後での釣行です。

当日の予報も波風は無いものの天候が安定せず雨になったり曇りになったり・・・・

間違いなく濁りが入っているでしょうし、雨水の流入で水温低下&活性低下が確実な最悪な状況での釣行です。

しかしアカイカは出来ても後1~2回・・・・9月中旬くらいからはアオリイカにシフトするので、今回もダメ元のボウズ覚悟での釣行です。

 

・・・・それにしても今年は週末の度に海況が良くないですね~・・・まさかアオリのシーズン中もこんな感じなのでしょうか?勘弁してほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

今日も仕事が終わって帰宅したら猛ダッシュで用意をして、軽く夕飯を食べてシャワーを浴びたら出発!夕飯は昨日の残り物のすき焼きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18:40に出発して全線下道で22:30に現地に着きました。

長野県は結構な雨が降っていましたが、新潟まで行くと雨は止みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間ほどで用意して出船!

最近はクーラーがイスというのがデフォになっていますが、意外と座り心地は良いです。

 

私は夏~秋は短パンに草履という格好で海に入って船を出すのですが、今日はいつもと違って異常なほど水温が低い!

間違いなく雨の影響で物凄く水温が下がっている!

 

海水がキンキンに冷えてやがる!

 

くぅ~!悪魔的な冷たさだぜ!

 

 

 

 

・・・・・あのですね・・・・今回は予想通り非常に厳しい状況で釣りネタが不足しているので、こんな小ネタを挟まないと記事が続かないんです・・・地下の強制労働施設でのワンシーンですね・・・分かる人には分かるネタだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず出船場所のお水は「カ・フェ・オ・レ」想像以上の濁りです。

その上 草みたいな漂流物が大量に流れています。

水温も23・5℃と激下がり!

ダメ押しに海水からドブの臭いと腐った魚の匂いがします。

 

潮がゆるく風も微風でベタ凪なのですが水がコレでは話になりません(汗)

ここは完全に終わっているので軽く様子見だけして前回釣っていた東のポイントに移動。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし前回やった東側のポイントも完全に終わり・・・・

同じ様に水が腐っている・・・・しかもこっちの方は変な泡が立っている・・・・臭い汚い・・・・即 見切りました

 

 

 

 

 

 

 

 

結局そのポイントから500mほど東に行った所の方が水が良かったので水深25mからスタート!

ちなみに水が良いと言っても腐っていないだけで激濁りの水潮には変わりありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもって初っ端から40UPの弁慶がヒット!

ドロッパーのカンナが1本の短い腕の外側に浅く引っかかっていて外れるんじゃ~ないかとヒヤヒヤしながら釣り上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も1時間に1杯のペースで単発で掛かってきます。

色んなポイントに移動しながらその場その場で1杯ずつ拾って釣っている感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも超低活性で、こんな風に触腕1本だけ だったり最初の弁慶のように短い腕1本に浅く掛かっていたりといった状態・・・・・

口に掛かっているのは1杯もいませんでした。

たまにアタリがあって掛けると直ぐに抜けて、スッテを回収するとイカの薄皮がカンナに引っかかっていたりといった状態でスーパー低活性のやる気なし。

ま~それでも触れてくれるだけでもありがたいですね・・・

うまくやれば何とか釣る事も出来ますから・・・・

 

ちなみに釣れたのは水深25m~40mの場所で、全てのイカがボトムべったりでした。

スッテを底から1m以上 上げただけで抱かなくなります。

アクションはボトムでの素早い一点シェイクや小刻みなワンピッチが良かったような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はドロッパーもメタルも黄色以外には無反応・・・・

スーパー激濁りのせいで派手な黄色の夜光カラーしか通じませんでした。

ちなみにエメラルダス/イカメタル2本とドロッパー2本を根がかりでロストしました。

ボトムベッタリで「ドテラ流し」しているとこの手のリスクは仕方がないですね・・・・

ま~今日はロストするリスクを恐れていたらボウズの可能性もありましたから・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

激濁りで水も悪いのに何故かベイトは元気なんですよね~

水面にも大量のサヨリ・・・・

片っ端からカモメに食われていましたが・・・・まさしく「飛んで火に入る夏の虫」といった感じで、集魚灯に寄る端からカモメにハントされていました。

しかしカモメも70cm近いダツには手を出しませんね。

私としてはアイツこそ食べて欲しいのですが(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明るくなってからも粘って何とかデイゲームで良型を1杯追加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当は7時頃からアカムツにシフトする予定で電動リールや仕掛けを持ってきたのですが、アカムツポイント付近に作業船?漁船?がいっぱい居て作業をしていた上に水がこの状態では釣果は望み薄なので諦めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局7時まで粘って合計6杯

胴長40cmが1杯・37cmが1杯・15~20cmが4杯でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りには海の水も透明度を増してかなりキレイになっていました。

ま~まだまだ水潮&水温低下ですが・・・・

それにしても1日仕事をして海に直行して7時間30分も釣っていて6杯はかなりハードな修行でした(笑)

 

今回ばかりは玉砕覚悟でしたが、辛うじて何とかなったので良かったです。

たぶん次回の更新はアオリイカのティップランになると思います。

 

 

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