雅Factoryさんのリンクです。
(ブログ内のゲストブックに問い合わせ先の電話番号・メールアドレスがあります。)
先日の「旅立った船外機」という記事でも書きましたが、現在私の船外機「トーハツ2st9.8馬力」は茨城県にある「雅Factoryさん」に預けてあります。
そんな私の船外機なのですが、一昨日 雅ファクトリーさんに船外機の事で連絡をした所タイミングが良かったのか、「明日から作業を開始します」と言われました。
取り敢えず明日は船外機を分解して交換や修理が必要な部品をピックアップして正確な見積額を出して連絡を頂けるという事になりました。
しかも、その際に動画を撮影するのでエンジンブロック内部の様子をYouTubeにアップして頂けるとの事で、非常に楽しみな反面 内部がどうなっているのか怖くもあります。
そして昨日の夜に雅ファクトリーさんの方からメールにて見積もりの詳細が送られてきました。
ざっくりと記載させていただくと
・外注加工(田代ボーリング様)
ヘッド面研@
シリンダーホーニング
クランク分解ベアリング交換
ヘッドボルト折れ1本
・WPC加工(不二WPC様)
ピストン ハイパーモリショット
ピストンリング ハイパーモリショット
シリンダーーハイパーモリショット
・自社加工(雅ファクトリー様)
シリンダーデコンプ加工
リードバルブ拡大&ドライカーボン加工
排気ポート加工
掃気ポート加工
キャブレター加工
トップカウル塗装
工賃(分解&洗浄組み付け一式)
純正部品交換は全てで26点で、その中で追加となる部品が19点です。
サーモスタッド×1
ヘッドボルト×11
レプリケーションパイプ×2
ピストンリング×4
ガソリンホース×1
基本整備で必要なガスケットはヘッド×1
エキゾーストガスケット×2
インテークガスケット×3
ロアケースハウジングガスケット×1
見積書を見ながらザックリと書きますとこんな感じの改造&修理、整備内容になります。
純正部品を除く全ての項目の横に詳細な金額が記載されており、純正部品だけは全部品の合計金額での記載でした。
詳細な金額については船外機の種類や加工内容によって変わってくると思いますので敢えて記載は控えました。
参考までに私の船外機の見積額ですが、標準のフルチューンで約11万円に不具合のある純正部品の追加と補修などの作業費用で2万円ほど追加になり
合計金額が約13万円ほどでした。
見積書を見た感じではかなり良心的な価格・・・・・というよりも予想していた金額より安かったので驚きました。
追加の純正部品代だけで1万円近くも掛かっており、更に田代ボーリングさんでの折れたヘッドボルトの取り外しや組付け工賃などの費用を考えると追加2万円では採算が取れていないのでは・・・・・と心配になるほど安いです。
そしてやはりWPC 加工が中々良いお値段ですが、作業内容からして妥当な金額ではないかと思います。
そして何気に雅ファクトリーさんの自社加工代金が想像以上に安くてビックリしました!
あれだけの職人技をコレほどの低価格で提供して頂ける事には感謝しかありません。
私が見積書の詳細を見た感じでは良心的で十分に納得できる金額だと思いました。
というか むしろ安いのでは?
「今使っている船外機をパワーアップさせたい!」「長年使っている古い船外機なので、オーバーホールをする意味でもフルチューンに出したい!」と思う方はぜひ雅ファクトリーさんにご相談下さい。
雅ファクトリーの社長さんはとても気さくで優しい方なので、きちんと相談に乗って下さいます。
かく言う私も昨日1時間・一昨日2時間と電話で社長さんと長話をしてしまいました(笑)
社長さんも作業でお疲れだったと思うのですが、2日連続で何時間も話し込んでしまい申し訳ない事をしてしまいました。
しかし私も釣りやボートのことが好きなので社長さんと話していると楽しくて ついつい時間を忘れてしまいます。
その上 雅ファクトリーの社長さんが博識で私の知らない事を色々と教えてくださるので、私も色々と船外機の事で疑問に思っていることを聞いてしまい、社長さんが懇切丁寧に回答しながら「そう言えば過去にこんな事例がありましたよ!」なんて感じで話が止まらない!
皆さんも釣り場で知り合いの船長さんや釣り人と話していたら話が盛り上がって気がつくと凄い時間が経っていた!なんて経験はありませんか?まさにそんな感じでして・・・・・・
雅ファクトリーの社長さんにはご迷惑をおかけしましたが、私にとっては非常に有意義な時間で色々と勉強させて頂きました。
ありがとうございました。
取り敢えず船外機のパワー不足や調子が悪くてお悩みの方は一度電話かメールで雅ファクトリーさんに相談する事をオススメします。
そして肝心の私の船外機の中身なのですが・・・・・
見るも無残(泣)
詳細は下記リンクのYouTubeの動画をご覧ください。
チャンネル内にある12/5にUPされている「トーハツ9.8 海水使用歴のある船外機O/H」というタイトルの動画で紹介されているのが私の船外機です。
動画内で社長さんがシープロと言っているのはご愛嬌という事で(笑)
まずコチラの写真をご覧いただきたいのですが、
若干 分かりづらいアングルではありますが、船外機の足に腐食などはなく、エンジン部分にもサビなどは見られず、ヤフオクなどでは程度の良い品として売られている類の船外機です。
当然ながら機関も絶好調で今シーズンの釣行では大活躍してくれました。
その船外機の中身がまさかこんな事になっていようとは想像もしませんでした。
この船外機自体 今年の春先にヤフオクで程度がよく機関良好な物を探して手に入れたのですが、若干年式の古い船外機で以前のオーナー2人がどの様に使っていたか分からなかったので、一応自分でロアケースをバラしてウォーターポンプ周り一式を交換したり各部のガスケット・シール・パッキンを替えたりグリスアップしていたので、ボルトのサビや固着などは無いと思っていたのですが・・・・・・・・
本当に驚きです!エンジンブロックというのはバラしてみないと全く分からない物なんですね・・・・・・
このようなキレイな外観では内部があんな状態とは想像もできませんから・・・・・
本当に今回は船外機を雅ファクトリーさんに出して良かったと改めて思いました。
と、ま~今回の記事はこんな感じで終わりなんですが、これからも船外機の改造について進展があれば都度記事にしていきますので、興味のある方は御覧ください。
そして最後にどうでもいい話なのですが、私の船外機の分解動画についているロシアの方のコメントについつい笑ってしまいました(笑)
翻訳ソフトのせいでおかしな文章ですが、
「こんにちは、動画の工房の事を教えて下さい。日本で作られた2
こんな感じの事を言いたいのでしょうか?
(ブログ内のゲストブックに問い合わせ先の電話番号・メールアドレスがあります。)
クリックして頂けると嬉しいです。