船外機を軽くいじってチルトアップしやすくしたので記事にします。
とは言ってもバネを付けただけですが・・・・・
しかも半年くらい前に作業して写真を撮ってそのうち記事にしようと思っていて忘れていたヤツです(笑)
大体の小型船外機の手動チルトはこの様に溝にアームが嵌まることで固定するか、持ち上げた後に横からピンを刺して下がらないようにする構造になっていると思います。
以前使っていたヤマハの5馬力はバネが内蔵されていて自動で溝にアームが引っかかったのですが、このトーハツの船外機は全て人力なので少し面倒です。
陸の上では良いのですが、海に出てしまうと船外機が船体の外にあるためチルトアップするのに苦労します。
そこで このアームの付け根の部分にバネを付けてチルトアップすると自動的にアームが溝にハマって固定されるようにします。
実は何度もバネを付けるのに失敗したり、あの手この手と試行錯誤したのですが、手がグリスでベトベトだったので写真がありません。
これから記事にするものは試行錯誤の末に完成したものをバラして写真を撮ったものです。
最初はチルトのアームに直にバネを付けようとしたのですが中々上手く行かなかったので、アルミでこの様な部品を作りました。
次に使ったのがこのバネです。
この形にするまでに何度も曲げていろんな形にしたのでグニャグニャですが、最終的に この形にたどり着きました。
先程のパーツとバネをチルトアームのネジを利用して取り付けます。
パーツの右側はバネを付けるためで、左側はバネの力でアルミのパーツが回らないように船外機に当てて抑えています。
最初に作った時はこの左の部分がなかったのでバネの力でアルミパーツが回転してバネが吹っ飛びました(笑)
この様に船外機をチルトアップするとアームがバネの力で持ち上がって自動的に固定用の溝にハマります。
改造する前は片手で船外機を持ち上げながら もう一方の手でアームを引いて溝にハメていましたが、これで持ち上げれば自動的にチルトアップした状態で固定されて、下ろす時にだけアームを手で押してやれば良くなり、この改造のおかげで利便性が大幅に上がりました。
少々苦労もしましたが、このような小さなストレスを感じる部分もコツコツと改善していくと より一層遊びを楽しむことが出来ると思います。
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